オフィスビルが多く立ち並ぶ虎ノ門・新橋エリアに店舗を構える「肉のおおにし 虎ノ門店」は、オーダーを受けてからお客様の目の前で大きなかたまり肉をカットして提供する、カウンター焼肉店です。
同店では店舗にPayPayを導入したことにより、コストを抑えながら、新規顧客獲得と売上アップを実現しました。
店長の平澤寛樹さんは、「PayPayを貴重なスタッフのひとりに数えている」と語っています。
今回はPayPayによってもたらされた具体的なメリットや売上をアップさせた利用方法、アプリ版「PayPay for Business」の使い方について、店長の平澤寛樹さんにお話を伺いました。
※肉のおおにし 虎ノ門店は2019年11月にリニューアルオープンをしており、店舗リニューアル前のお話を中心に伺っています。
ーこの記事が参考になりそうな方ー
売上や顧客獲得に課題をもつサービス事業者様
人手不足に悩んでいる飲食店オーナー様
――これまでキャッスレス決済を導入してこなかったとのことですが、PayPayの導入に踏み切れた理由はどこにあったのですか?
まず一つは、決済システム利用料が0円だったことです。
飲食店は一般的に、フードコスト(材料費)が30%、人件費が30%、家賃や水道光熱費などを含めると、売上のおおよそ70%は必要経費が占めています。
そこに別のコストが発生するとなると、安定的な利益の確保が難しくなるので、店の経営状況を左右する要因になります。
その費用が発生しないのであれば、店舗にデメリットはないと考えました。
もう一つ、キャッシュフローの心配がないことも大きなポイントでした。
多くのキャッシュレス決済は、月末締めの翌月末入金のようなフローになるので、当然ながらお店のキャッシュフローが悪くなります。
しかしPayPayは、売上金が1万円に達するとすぐに指定した銀行口座に振り込まれます。
ですからキャッシュフローを心配する必要がまったくありません。
その上、ジャパンネット銀行(※ジャパンネット銀行は2021年4月5日よりPayPay銀行に社名を変更)を振込先に指定した場合、銀行振込手数料は無料。店舗にとって新たに発生する経費やデメリットがなにひとつないのです!
――デメリットはまったくないとのことですが、PayPayを導入したことでどのようなメリットがありましたか?
もう、いいことだらけですよ!
PayPayを導入したことでランチライムの回転率が上がり、10分で50個のお弁当販売ができるオペレーションを実現したのは、大きな変化ですね。
このエリアは、ランチやお弁当販売の激戦区で、ランチタイムになると大行列になるんです。ということは、いかに回転率を高められるかが勝負の分かれ目。
理論的には、回転率を上げられれば、売上も上がります。
これがもしクレジットカードなど時間がかかる決済方法を導入していたら、カード決済している間に、何人のお客さんを逃しているかわかりません。
PayPayのアプリには「近くのお店」というPayPayを使えるお店がわかるマップ機能があるのですが、マップを見て来店されるお客さんもいたので、さまざまな面で売上アップにつながっていると思います。
――決済方法を新たに導入すると、一時的にオペレーションが悪くなりそうなイメージがありますが、その逆だったんですね。
普通はそうですよね。でもPayPayはその逆で、すぐにオペレーション改善につながりました。
お弁当の列に並んでいるお客さんには、現金もしくはPayPayの金額入力画面を用意しながら並ぶようにアナウンスしていますが、PayPayはお釣りのやりとりがないので現金よりスムーズです。
当店はお弁当販売以外に、イートインのランチもやっています。店内飲食のお客さんには店内の複数箇所に設置されているQRコードから決済できる旨をアナウンスしているので、レジに行列ができることも、スタッフがレジにかかりきりになることもありません。店舗側だけではなく、時間の短いランチタイムに来てくれるお客さんも喜んでくれています!
それにオペレーションの改善には人件費の削減につながるという副次的な効果もあります。
たとえば、現金が減るので現金を数える時間が減る、銀行に行く回数や手間が減る、お弁当が早く売り切れて稼働時間が減る、お金の管理が楽になる……これらはすべて、人件費を抑えることにつながっていきます。
それぞれの仕事にかかる時間は、たったの5分10分のことかもしれませんが、積み重なればスタッフ一人分の稼働力と同じです。
先にお話ししたように、飲食店にかかるコストのうち、お客様満足度に大きく関わるフードコストは下げたくないし、家賃などの固定費は下げられない。削れる費用が少ないなかで、可能な限り費用を削減できるのは本当にありがたいです。
そもそも、今は人を雇うのが難しい時代でもあります。
PayPayは「人」と一緒。PayPayをスタッフの一人だと僕は捉えていますね。
――アプリ版「PayPay for Business」も活用しているようですが、使用感はいかがですか?
これまでのPayPayでも十分便利でしたが、さらに利便性が増しています。
アプリ版「PayPay for Business」は自分のスマホでアプリをダウンロードすれば、すぐに使い始めることができます。
自分のスマホだから使い慣れたいつもの端末で、いつも通りの暗証番号で、いつも通りの速さで操作ができる。日々、LINEやメールで連絡を取るのと同じような感覚でお会計ができてしまうんです。
これは本当にすごいことですよね!
――今後PayPayをどのようにお店の運営に活かしていこうと考えていますか?
「肉のおおにし」は、カウンター焼肉というスタイルで、今後2年間で都内16店舗の展開を考えています。それを実現するために要となるツールが、PayPayです。
カウンターは席数が限られるので、料理を提供できる人さえいればそれほど多くの人手を必要としません。
さらにPayPayがあれば、人の手を使わずともお会計に対応できますから、忙しくなったときのためにスタッフを用意しないと……なんて頭を悩ませる必要もないのです。
これはPayPayがあるからこそ描ける店舗拡大イメージで、そもそもPayPayがなければこの計画は生まれていないですね。
僕自身、お肉が大好きでこのお店をオープンしました。
これからも、本当においしいお肉を、楽しくお客さんに提供したい。だからPayPayには、スタッフの一人として、そしてパートナーとして、これからも一緒に店舗運営してもらいたいと思っています。
オペレーション改善によりコストを抑えながら売上をアップさせたPayPay活用方法や、今後のさらなる活用構想は、多くの店舗様にとって参考になったのではないでしょうか。
PayPayでは今後も店舗向けキャンペーンを行っていく予定ですので、新たにQRコード決済をご検討中のお客様は、ぜひ詳しい情報をチェックしてくださいね。
肉のおおにし 虎ノ門店
所在地:東京都港区西新橋1-22-2 木戸ビル 1F
連絡先:03-6550-9890
HP:https://gfrw705.gorp.jp/
※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス(決済システム利用料、サービス名称、費用等)と異なることがございます。
※たばこ等の法令に基づき、自らの費用負担により商品等代金の値引きや商品等の購入者に対する経済的利益の提供等が禁止されている商品またはサービスについては、PayPayクーポンの適用を禁止します。
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