2026/10/15

全国初のPayPay商品券事業を実施。成果を次のデジタル活用へ

奈良県

2023年にPayPay商品券を活用した施策を初めて実施。その後、奈良県のアプリと連携した商品券事業も実施いただいた奈良県にお話をお伺いしました。

  • 施策内容
    働く人応援クーポン:県内の被雇用者(一部を除く)を対象に、プレミアム率50%の「PayPay商品券」を発行した自治体初の事例(実施時期:2023年11月〜2024年2月)PayPay商品券事業第1号(※1)として実施。
    申込条件上の対象者:奈良県在住(奈良県外の事業所でも対象)の被雇用者(国や地方公共団体に勤務する公務員等を除く)
    • 「さとふる」におけるお礼品以外の、自治体の地域振興を目的とした事業

    はぐくみキャンペーン:子育て世帯・妊婦を対象に、県公式「奈良スーパーアプリ」とPayPayをAPI連携し 、デジタル商品券を販売した全国初の事例(実施時期:2024年10月〜2025年2月)

  • 目的
    働く人応援クーポン:物価高騰下での労働者の生活下支え、県内消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進
    はぐくみキャンペーン:物価高騰の影響を受ける子育て世帯への経済的支援と、県公式アプリを通じた行政サービスのデジタル化と県民の利便性向上
  • 実施効果
    両施策とも高いプレミアム率により県内消費の喚起につながった
    既存のキャッシュレス決済サービスであるPayPayを活用することで、県民が利用しやすく、県内の幅広い店舗で使える支援策を実現
    その後、奈良スーパーアプリとのAPI連携へと発展し、行政サービスと民間の決済サービスを組み合わせた新たなデジタル活用モデルの構築につながった

導入に関するご相談
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

導入背景

県民が使い慣れたPayPayを活用し行政のデジタル化(DX)の推進へ

ー PayPayの自治体ソリューションを導入いただいた理由をお聞かせください。

奈良県では、物価高騰対策や子育て支援といった住民サービスの向上と同時に、県内での消費喚起、さらには行政のデジタル化(DX)を推進する必要がありました。
まず「働く人応援クーポン」でPayPay商品券を活用し、紙の商品券の発行・郵送、換金にかかる事務を不要とし、迅速に県民へ支援を届けるためにデジタル商品券の導入を実施しました。
その後「はぐくみキャンペーン2024」では、奈良スーパーアプリを通じた申込みや本人確認にPayPayを組み合わせるなど、施策を発展させてきました。
奈良スーパーアプリは、行政手続きや情報発信など、さまざまな行政サービスをオンラインで提供する基盤として整備を進めています。そこに民間サービスを連携させることで、行政側で対象者を適切に確認しながら、その後の支払いや利用には県民が使い慣れたサービスを活用するいう仕組みを実現できる点も、取り組みを進めた理由の一つです。

働く人応援クーポン実施時のポスター

働く人応援クーポン実施時のポスター(現在、商品券の配付は終了しております。)

県民の利便性向上と円滑な商品券事業の実施に向けて

ー 様々な選択肢の中で、PayPayを選定いただいた理由を教えてください。

地域限定の商品券事業を実施するにあたり、県内の対象店舗に利用先を限定できる機能や、自治体向け事業の運営実績、サポート体制などを総合的に評価した結果、PayPayを選定しました。また、多くの県民が日常的に利用している決済サービスであることから利用者の負担が少なく、円滑な事業実施が期待できる点に加え、県が進めるデジタル施策との連携が可能である点も評価しました。

施策効果

奈良県とPayPayの連携で新たな住民支援の仕組みを構築

ー 導入後の効果についてお聞かせください。

「働く人応援クーポン」では、PayPay商品券を活用することで、商品券の申込みから購入、県内店舗での利用までをデジタルで提供することができました。また、県民が普段利用しており、既に多くの店舗で導入されているPayPayを活用することで、専用の決済サービスを新たに用意することなく、幅広い店舗で利用できる環境を実現することができました。

そして「はぐくみキャンペーン2024」では、その仕組みをさらに発展させ、奈良スーパーアプリを通じた「なら子育て応援団」への登録やマイナンバーカードによる本人確認と、PayPay商品券を組み合わせることで、「なら子育て応援団」や「奈良スーパーアプリ」のアカウント登録数が大きく増加しました。約1万店舗を対象として実施し50%のプレミアム率で商品券を販売することで、子育て世帯への経済的支援と県内消費の喚起を同時に図る仕組みとしました。

こうした取り組みを重ねたことで、「行政が対象者を確認し、民間の決済サービスを通じて支援を届ける」という新たな行政サービスの形を構築できたことも大きな成果だと考えています。

PayPay商品券単体での活用からスタートし、奈良スーパーアプリとの連携へと発展したことで、商品券事業だけでなく、今後、他の行政施策において民間デジタルサービスとの連携を検討する際の参考となる取り組みになりました。

  • 記事内容はすべて取材時点のものです。現在のサービスと異なる場合がございます。
  • 記事内の数値は取材先調べによるものです。

活用事例一覧へ

導入に関するご相談 お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ

TOP