少しずつ増えている訪日観光客に今のうちから対応
早めにキャッシュレス化して、外貨の獲得に備える
「プレンティーズ」は2005年3月にオープンした茅ヶ崎で有名なアイスクリーム屋さんです。
取材日は2月の初めでしたが、学校帰りの女子校生が楽しそうに席を囲んでスイーツをほおばっていました。
プレンティーズ 茅ヶ崎本店様(神奈川県茅ヶ崎市)
SNSで「映えるアイスクリーム」とハッシュタグづけされています。
スタッフのおすすめトッピングのバナナ×ブランフレーク
プレンティーズは、新鮮な牛乳を使って毎朝その日に必要な分だけを手作り。トッピングをオーダーすると、-20℃の大理石でミックスしてくれます。
ほかにもワッフルやライトミール、クッキーなどでカラフルな店内。
茅ヶ崎に来たお土産としても喜ばれそう。
こちらのお店は年中無休。通常21時までですが、7月~8月は夜22時まで営業しています。
お店の中で印象的なのがアメリカンテイストなイラスト。
こちらは、茅ヶ崎在住の水彩画家 かとうくみさんの作品。
茅ヶ崎店では現物が拝見できます。
そんな見所いっぱいの「プレンティーズ」オーナー長谷川 裕さんにお話を伺いました。
――――PayPayを導入したきっかけはなんですか?
お店にPayPay営業が来たので、話を聞いてみました。
ソフトバンクグループで大きな会社だし、安心して導入したよ(笑)
こちらのお店は、PayPayのほかにもクレジットカード、交通系IC電子マネー、他社のQRコード決済もご利用されています。
現在3店舗あるうちの茅ヶ崎店は、2018年に新生プレンティーズ本店としてスタート。
その際、レジのリース終了にあわせ、キャッシュレスを導入されたそうです。
PayPayは個店のオーナー向き
キャッシュレス還元や軽減税率もあるし、お店側は1日も早くQR決済を導入すべき。
翌日入金で、入金手数料がかからないからジャパンネット銀行がいいね。(※)
PayPayは導入費用もかからないから、個店のオーナー向きだと思いますね。
ほかのお店オーナーにも「早く導入したほうがいいよ」ってすすめています。
※ジャパンネット銀行は2021年4月5日よりPayPay銀行に社名を変更しました。
費用について詳しくはこちらをご確認ください
集客するなら早めに導入
――――PayPayを導入してみていかがでしたか?
PayPayアプリを使うと、お店が見つかりやすいよね。
PayPayが使えるお店が増える前に導入すれば、「ここで使えるよ!」ってアピールできるから早く導入したほうが、絶対に得。
ほかにも、手数料がかからないのがいいですね。
仕入れがあるお店は決済手数料が利益を圧迫してしまいますから。
商店街のお店も、ランニングコストがかかならないならって、導入してくれました。
クレジットカードは入れないけど、PayPayは導入したというお店もありますよ。
アフターケアもしっかりしている
困ったとき、PayPay加盟店サポートに連絡すれば、PayPay営業が来てくれます。
紹介したお店のオーナーが使い方がわからないと言えば、教えに来てくれて。紹介したこちらも安心です。PayPayは、アフターケアもしっかりしていると思いますね。
――――PayPayの利用率はどれくらいでしょうか?
キャッシュレスは全体の50%くらい。最近は半分を越えるときもあります。
クレジットカードが一番多いけど、2番目はPayPayですね。
――――どのようなお客様が多いですか?
お客様は、小さいお子様から高齢者、男性女性、幅広い層の方がいらっしゃいます。
50〜60代の方もPayPay使われますよ。
その年代の方は、携帯からスマホになった時期に40〜50代くらいなので、スマホの操作に慣れているのでしょう。
また、茅ヶ崎は2017年に圏央道がつながって、埼玉、千葉からもアクセスしやすくなったので、市街からのお客様が増えました。
昨年2019年はメディアに取りあげられることが多い年でした。
お客様がSNSで、ハッシュタグ「茅ヶ崎」「アイスクリーム」をつけて拡散してくれて、お店の名前を検索するよりも写真を見て来てくれますね。
おつりの心配が減った
――――PayPayを導入してメリットはありましたか?
このあたりは銀行が少なくて、おつりが足りなくなってコンビニに走って行ったこともありました(笑)
キャッシュレスしたおかげでおつりの心配が減ったのはメリットですね。
湘南の観光地といえば、鎌倉、江ノ島をイメージしますが、最近は茅ヶ崎も少しずつ韓国や中国からの観光客が増えているそうです。
「日本円は持っていないけど、買い物をしたい」という訪日観光客は多いと思いますから、PayPayと一緒に導入できる「アリペイ」で外貨獲得に期待してくださっていました。
「ついで買い」で客単価アップ
現金よりも支払いがスムーズな分、あれもこれも、となってしまうのかな。「ついで買い」していただいて、客単価があがりました。
新しいものは取り組んだほうがいい。時代についていかないといけないよね。
訪日観光客は日本円(現金)をあまり持たないと聞きますから、キャッシュレス化すれば、外貨の獲得につながると思います。
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