
【FP監修】PayPayポイント運用をやってみよう!初心者が意識したい5つのコツも紹介
PayPayポイント運用は、PPSCインベストメントサービス株式会社が提供する、ビットコインや米国ETFと連動を目指すコースなど、9種類のコースで資産運用が疑似体験できるサービスです。アプリ内の「ポイント運用」の項目から、1ポイント単位で気軽に始められます。
- ビットコインコースは100ポイント以上1ポイント単位で運用いただけます。
ポイントを運用する際は、いくつかのコツを意識すると目的にあった投資が可能です。長期・積立・分散が重要になる点など、実際の投資と共通する部分もあります。
本記事では、PayPayポイント運用とはどんなサービスなのか、また、ポイント運用で初心者が意識したい5つのコツなどを紹介します。
PayPayポイント運用とは?

PayPayポイント運用は、PayPayで付与されたポイントを運用できるサービスです。PayPayポイントを利用して、手軽に運用を疑似体験できます。
ポイント運用で損益が出た後は、ポイントを引き出してお買い物に使うことも可能です。貯まったポイントは再びポイント運用に回すこともできます。
PayPayのポイント運用のコースは9種類
コース名とコースの概要は以下の通りです。
注目のビットコインに連動
- ビットコインコース:ビットコインの価格への連動を目指すコース
値上がりした分がプラスに
- 金(ゴールド)コース:金で運用するETF(SPDRゴールド・シェア)の価格への連動を目指すコース
- テクノロジーコース:ナスダック市場で最も代表的な100企業に分散して投資するETF(インベスコQQQトラスト・シリーズ1)への連動を目指すコース
- スタンダードコース:アメリカを代表する複数企業に分散して運用するETF(SPDR S&P500 ETF)への連動を目指すコース
値上がりすると約3倍プラスに
- アメリカ超長期国債チャレンジコース:満期まで20年以上の米国債価格の約3倍の値動きとなるETF(Direxion 20年超米国債ブル3倍)への連動を目指すコース
- テクノロジーチャレンジコース:ナスダック市場で、最も代表的な100企業の株価の、約3倍の値動きとなるETF(プロシェアーズ・ウルトラプロQQQ)への連動を目指すコース
- チャレンジコース:アメリカを代表する複数企業の株価に連動して3倍上下するETF(DirexionデイリーS&P500ブル3倍)への連動を目指すコース
値下がりすると約3倍プラスに
- テクノロジー逆チャレンジコース:ナスダック市場で、最も代表的な100企業の株価と、反対(逆)方向に約3倍の値動きとなるETF(プロシェアーズ・ウルトラプロ・ショートQQQ)への連動を目指すコース
- 逆チャレンジコース:アメリカを代表する複数企業の株価と反対(逆)方向に3倍上下するETF(DirexionデイリーS&P500ベア3倍)への連動を目指すコース
PayPayでポイント運用をするメリット

PayPayポイント運用は今すぐ始められて、1ポイントから運用の疑似体験ができます。運用中のポイントはいつでも引き出してPayPayポイント残高にチャージができ、すぐにお買い物に使える点もメリットです。
- ビットコインコースは100ポイント以上1ポイント単位で運用いただけます。
PayPayでポイント運用をするメリットを見ていきましょう。
- 将来の運用成果を示唆、保証するものではありません。
今すぐ始められる!
ID登録や口座開設などの手続きは不要で、PayPayの「ポイント運用」の項目から、手間なく始められます。
投資先もシンプルな9種類のコースに絞り込まれているので、多くの銘柄から自分にあった投資先を選ぶ煩わしさもないでしょう。
1ポイントから投資を疑似体験できる!
ポイント運用では、現金ではなくポイントで、1ポイントから投資を疑似体験できます。自己資金は不要ながら、実際に値動きを追うことで、相場やリスク・リターンを肌で感じることが可能です。
取引は24時間365日可能で、運用の管理はアプリ内から簡単にできます。
- ビットコインコースは100ポイント以上1ポイント単位で運用いただけます。
- PayPayポイント(期間限定)はご利用いただけません。
いつでも出し入れできる!
ポイント運用で増減したポイントは、いつでも引き出してPayPayポイント残高にチャージ可能です。欲しい商品を見つけた時や急な出費が発生した時も、運用中のポイントをPayPayポイント残高にチャージしてすぐにお買い物に充てることができます。なお、現金としての出金はできないため注意しましょう。
初心者が意識したいPayPayポイント運用の5つのコツ

ポイント運用では、いくつかのコツを意識すると目的に合った運用ができます。初心者が意識したいPayPayポイント運用の5つのコツを紹介します。
- 少額からコツコツ運用を始める
- コースの違いを理解する
- 長期・積立・分散を意識する
- キャンペーン・プログラムに注目する
- 相場に関わるニュースをチェックしてみる
少額からコツコツ運用を始める
PayPayポイントは1ポイント単位で運用に回せるため、まずは余っているポイントでスタートするなど、少額から始めてみましょう。
- ビットコインコースは100ポイント以上1ポイント単位で運用いただけます。
まとまった自己資金を用意しなくて良いため、運用をスタートしやすく、負担にならずに継続できます。また、少額なら下落しても損失が少ないので、心理的負担を抑えながら運用商品の値動きの感覚をつかむことが可能です。
慣れてきた段階で運用にあてる額を少しずつ増やすなど、自分のペースで続けていけば、初心者でも安心して相場の動きを学べます。
コースの違いを理解する
PayPayポイント運用では、ビットコインや米国ETFと連動を目指すコースなど、9種類の運用コースが選べます。
コースごとに連動する投資対象が異なり、値動きやリスクに違いがあるため、ご自身のリスク許容度や運用目的に合ったコースを選びましょう。
例えば、値動きの大きさを体感したい場合は「チャレンジコース」や「ビットコインコース」、安定性を重視したい場合は「金(ゴールド)コース」や「スタンダードコース」などが選択肢です。
また、複数のコースを組み合わせるなど、実際の投資を意識した運用方法を試してみるのも、運用の疑似体験として有意義なものとなるでしょう。
長期・積立・分散を意識する
安定運用を目指す場合には、実際の投資でも王道とされる「長期・積立・分散」を意識することが重要です。
積立投資をして購入する時間を分散することで、値動きのリスクを抑えた投資が可能です。また、長期にわたり保有を続けることで、複利の効果が大きくなるとともに、マイナスの局面を減らせる効果も期待できます。
ポイント運用では、お持ちのPayPayポイントを自動でポイント運用に追加できる「自動追加設定」があります。いつでも設定・解除ができますので、この機能を使って積立してみましょう。
その他、投資先を分散すると、価格の変動を抑えた安定的な投資を目指すことができます。ポイント運用でも、コースを分散させることを意識してみると良いでしょう。
キャンペーン・プログラムに注目する
PayPayポイント運用では、時期によってこれから運用を始める方などを対象にキャンペーンやプログラムを開催しているケースがあります。
キャンペーンやプログラムを活用すると、特定の条件でポイントが付与されるなど、お得な特典が受けられます。開催中のキャンペーンやプログラムはないか、チェックしましょう。
相場に関わるニュースをチェックしてみる
ポイント運用の各コースは、実際の金融商品価格への連動を目指しているため、経済状況や企業業績、金融政策などが取引価格の変動に影響します。
ニュースサイトや経済情報をチェックして相場の動向に関わるニュースに触れておくと、価格変動の見通しを立てたり、値動きの理由を考察したりするのに役立ちます。ポイント運用を通じて、実際の投資にも役立つ知識を身に付けましょう。
PayPayポイント運用の始め方
PayPayポイント運用は、アプリ内の「ポイント運用」の項目から始められます。ポイント運用を始めるための手順は、次の通りです※。
-
ホーム画面の[すべて]を選択
-
ファイナンスの[ポイント運用]を選択
-
利用規約を確認し[上記に同意して続ける]を選択
-
[ポイント運用をはじめる]を選択
-
運用するコースを選び[ポイントを追加する]を選択
-
ポイント運用額を入力し[追加する]を選択
-
運用額を確認し[追加する]を選択
-
運用額が追加される。「運用状況に戻る」から運用状況の確認や運用額の追加が可能
上記の手順でポイント運用を開始後は、ホーム画面の「ポイント運用」から各コースの運用状況の確認や運用額の追加が行えます。
- PPSCインベストメントサービス株式会社の提供画面となります。
まとめ
PayPayポイント運用は、PPSCインベストメントサービス株式会社が提供するPayPayポイントを運用できるサービスで、9種類の運用先が選べます。余ったポイントなどで気軽に運用を疑似体験できる点が大きな魅力です。
ポイント運用は、アプリの「ポイント運用」からすぐに始められます。余ったポイントなどでPayPayポイント運用を始めてみましょう。
- 記載内容は2025年3月31日時点の内容のものです。

【監修者情報】
新井 智美(あらい ともみ)
ファイナンシャルプランナー。2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談および提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手がける。これまでの執筆・監修実績は3,000本以上。