
PayPayの本人確認をすると何ができる?4つのメリットを解説
PayPayの本人確認は、マイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書・在留カード・特別永住者証明書のいずれか1点を提出して登録者本人で間違いないかを確認する手続きです。
本人確認をすると、銀行口座からチャージが可能となり、PayPayマネーを銀行口座に送金できるようになります。
その他、本人確認を実施すると、使えるお店が増えたり、万が一不正利用の被害にあったとき迅速に全額補償を受けられたりするなど、様々なメリットがあります。
PayPayの本人確認をすると何ができるようになるのか、気になる方もいるのではないでしょうか。本記事では、PayPayで本人確認をするメリット4つを解説します。
PayPayの本人確認とは

PayPayの本人確認とは、PayPayの登録を行った人が、登録者本人で間違いないか確認することです。
アプリの登録者はマイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書・在留カード・特別永住者証明書のいずれか1点を提出して、本人確認書類とアプリの登録内容が一致しているか確認されます。
PayPayの本人確認をするとどんなメリットがある?

PayPayの本人確認をするメリットとしては、主に以下が挙げられます。
- 迅速に全額補償を受けられる
- 銀行口座からチャージ・送金ができる
- PayPayの利用上限を上げられる
- PayPay銀行やPayPay証券口座の開設が簡単になる
- 様々なキャンペーンに参加できるようになる
全額補償を受けられる
本人確認をすると、不正利用被害に遭った際に補償制度が適用されます。
例えば、利用しているPayPayアカウントで第三者利用による心当たりのない請求が発生した場合や、PayPayアカウントをお持ちでないにも関わらず、PayPayからの請求が発生していた場合に申請が可能です。
なお、補償条件は以下の通りです。
- 損害発生日から60日以内の申請であること
- 初回の申請であること、または前回申請した日から1年を超えていること
- ご家族や同居人などの利用ではないこと
- 警察へ被害の届出を行うこと
- 弊社所定の審査条件を満たしていること
銀行口座からチャージ・送金ができる
本人確認をすると、PayPayマネーが使えるようになります。PayPayマネーは、銀行口座へ送金ができるPayPay残高です。
また、Amazonなど、ネット上のお支払いでも、本人確認を実施後にPayPayを支払い方法に追加することが可能です。
その他、寄付やお賽銭などでの利用もPayPayマネー限定の機能となります。
本人確認を実施していない場合、チャージされるPayPay残高は、PayPayマネーライトとなり、銀行口座へ送金はできません。
PayPayマネーとPayPayマネーライトの機能の違いは、次の通りです。
▼PayPayマネー
- 送金(払い出し):〇
- 自治体へ請求書払い(税金など):〇
- 請求書払い(税金以外):〇
- 送る・受け取る機能:〇
▼PayPayマネーライト
- 送金(払い出し):×
- 自治体へ請求書払い(税金など):×
- 請求書払い(税金以外):〇
- 送る・受け取る機能:〇
なお、PayPayマネーは、以下の3種類の方法でチャージが可能です。
- 銀行口座
- Yahoo!フリマ・Yahoo!オークションの売上金
- PayPay給与受取
本人確認後も、以下の方法でのチャージは、PayPayマネーライトとしてチャージされます。
- PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)
- PayPayクレジット
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
PayPayの利用上限を上げられる
本人確認を実施すると、PayPayでの支払い、PayPay残高へのチャージ、残高を送る時の上限額を引き上げることができます。
本人確認あり/なしでの上限額の違いは、次の通りです。
▼本人確認あり
<支払い>
- PayPay残高:100万円(過去24時間)、200万円(過去30日間)
- PayPayクレジット※:PayPayカードの利用可能枠
<チャージ>
- 銀行口座から:100万円(過去24時間)、200万円(過去30日間)
- PayPayクレジット※:50万円(過去24時間)、200万円(過去30日間)
<PayPay残高を送る時>
- 30万円(過去24時間)、100万円(過去30日間)
▼本人確認なし
<支払い>
- PayPay残高:50万円(過去24時間)、200万円(過去30日間)
- PayPayクレジット※: 10万円(過去24時間)、10万円(過去30日間)
<チャージ>
- 銀行口座から:50万円(過去24時間)、200万円(過去30日間)
- PayPayクレジット※:10万円(過去24時間)、10万円(過去30日間)
<PayPay残高を送る時>
- 10万円(過去24時間)、50万円(過去30日間)
例えば、過去24時間以内のPayPay残高での支払いは、本人確認を実施した後に、上限50万円から上限100万円まで引き上げられます。
- PayPayカード本会員の場合
PayPay銀行やPayPay証券口座の開設が簡単になる
PayPayの本人確認が完了していれば、PayPay銀行・PayPay証券の口座開設手続きを一部省略できます。
PayPay銀行は、PayPayと併せて便利に利用できるネット銀行です。PayPayからワンタップで普通預金残高や取引明細の画面にアクセスできるなど、PayPay銀行ならではの機能が利用できます。口座開設の際には、PayPayの本人確認情報を利用できるので手続きを簡略化できます。
PayPay証券は、スマートフォンアプリでも取引ができるネット証券で、100円から投資信託や株式が購入できます。米国株は原則24時間取引が可能で、「毎週」「毎月」から選んでの積立投資にも対応しています。
PayPayで本人確認をする方法

PayPayで本人確認をする手順は、次の通りです。
- アプリ内のホーム画面の[アカウント]を選択
- アカウント名の下の[本人確認が完了していません]を選択
- 本人確認に利用する本人確認書類を選択
- 画面に沿って本人確認を完了させる
本人確認書類としては、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書・在留カード・特別永住者証明書のいずれか1点が必要です。PayPayで本人確認をする方法の詳細は、こちらのページを参考にしてください。
まとめ
PayPayで本人確認をすると、銀行口座からチャージが可能となり、PayPayマネーを銀行口座に送金できるようになります。
その他、PayPayマネーを使えるお店が増えたり、万が一不正利用の被害にあったとき迅速に全額補償を受けられたりするなどのメリットがあります。
本人確認は、PayPay内の[アカウント]>[本人確認が完了していません]を選択し、画面に沿ってマイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書のいずれか1点を提出して手続きをします。
本人確認を済ませて、もっと便利にPayPayを利用していきましょう。