登録事業形態が個人事業主であるPayPay加盟店が、代表者の逝去により加盟店契約を解約する場合は、通常の解約と手続きが異なります。以下に記す手順でお手続きください。
手続きの流れ
解約までのおおまかな流れは以下のとおりです。
- お問い合わせフォームより代表者逝去に伴う解約希望の旨を申告
- 書類提出フォームのURLが記載されたメールを受信
- PayPay指定の書式で必要書類を用意
- 書類提出フォームに必要書類をアップロードして送信
- 書類の受領完了のメールを受信
- PayPayの取引を停止
- 解約
解約完了までのスケジュール
解約日はPayPay社にて必要書類を受領したタイミングによって、以下のようになります。書類の受領日は受領完了のメールの送信をもってお知らせします。
- 1日から20日まで
- 翌月第1営業日にPayPayの取引を停止、翌月末日に解約
- 21日から末日まで
- 翌々月第1営業日にPayPayの取引を停止、翌々月末日に解約
解約に伴い、PayPay for Business上での取引履歴や入金明細などの確認ができなくなります。別途、必要に応じてご対応をお願いいたします。
提出が必要な書類
代表者の逝去に伴う解約手続きに際しては、以下の書類をご用意ください。
- 遺言書(ある場合) ※1
- PayPay指定の書式による以下の解約申請書類すべて
- 解約通知書(PayPay代金決済サービス利用終了のご連絡)
- 事業承継通知書
- 誓約書(承継)
- 誓約書(承継)別紙 ※2
- 以下のいずれか1点
- 法定相続情報一覧図の写し
- 代表者の戸籍謄本 ※3
- 相続人の印鑑登録証明書 ※4
- 相続人の本人確認書類いずれか1点 ※5
- 運転免許証
- 在留カードおよび特別永住者証明書
- マイナンバーカード
- 日本国パスポート+住所確認書類
- 各種健康保険証+住所確認書類
※1 自筆証書遺言の場合は「検認証明書」の添付が必要(公正証書遺言の場合は不要)
※2 遺言書がある場合は、遺言書にて定められた相続人のみの署名・捺印が必要
※3 逝去した代表者本人の出生から死亡までを確認できる戸籍謄本であること。戸籍法改正前の改製原戸籍がある場合は、現在の戸籍謄本と両方を提出
※4 「誓約書(承継)別紙」に署名・捺印した代表相続人のもの。発行から6か月以内
※5 「誓約書(承継)別紙」に署名・捺印した代表相続人のもの。詳しくは 加盟店お申込み時の本人確認 – PayPay を参照
「検認証明書」とは、家庭裁判所により遺言書の検認が完了したことを証明する書類です。検認手続き後、家庭裁判所に申請して発行します。
「法定相続情報一覧図の写し」とは、相続関係を1通の書式にまとめたもので、相続関係を一覧に表した図(法定相続情報一覧図)と被相続人の戸除籍謄本等の束を法務局に提出することで交付されます。
解約申請書類(PayPay指定の書式)
PayPayが指定する書式の解約申請書類は、以下のリンクよりダウンロードして印刷したものに記入・捺印してください。
記入内容の誤りや捺印漏れなどがあると手続きを承ることができません。記入例を確認のうえ、不備がないように記入してください。
提出フォーマット
提出フォームにアップロードして提出するため、書類の原本をスキャンまたはデジタルカメラやスマートフォンで撮影し、画像ファイルを用意してください。
提出フォームにアップロードできるファイル形式はPDF/PNG/JPEG/GIFです。
解約申請にあたっての注意事項
- PayPay加盟店契約を解約した場合、PayPay加盟店契約とは別に同意する「特約・規約に基づくサービス※」も併せて解約となります。
- 各サービスで発生する月額費用は、解約完了後でも発生する場合があります。月額費用の日割り計算は行ないません。
- 実際の事業承継の有無にかかわらず、必ずPayPayに登録している代表者の法定相続人に該当する方が申請してください。
- 提出書類に記載された情報と登録情報に相違や漏れがあった場合は、確認のため、申請時に入力されたメールアドレス宛てにご連絡します。解約完了まで、通常よりも時間を要する可能性がありますのであらかじめご了承ください。
- 迷惑メール対策などでドメイン指定受信を設定されている場合、メールが正しく届かないことがあります。事前に「@paypay-corp.co.jp」のドメインからのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
- 提出書類の受領後、情報変更や解約の取り消しは承れません。
- 解約処理が完了するまでに、PayPay for Businessにて[返金処理中]と表示されている取引がないかを確認してください。
- [返金処理中]のステータスは、返金が未完了であることを示します。売上金の締めと返金のタイミングが前後したことで、返金額を上回る売上金がなかった場合などにこのステータスとなります。
- [返金処理中]のステータスの取引は、売上金が返金額を上回ったタイミングで決済利用者に返金されます。返金額以上の取引をするか、決済利用者に相談するなどの対応をお願いいたします。
- 逝去に伴いPayPayに登録している入金口座が利用できなくなった場合、売上金の入金ができません。入金先を相続人の口座に変更しますので、「誓約書(承継)」に代表相続人の口座情報を記載してください。
- 口座情報の変更は、必要書類すべての受領確認後にPayPay社にて実施します。
- 決済用のQRコードは速やかに破棄してください。
- PayPayでは個人事業主契約の場合、事業承継を行なうことができません。現契約の解約のみを承ります。
- 事業承継後にPayPayを利用する場合は、新しい代表者様の名義で、改めて加盟店契約をお申し込みください。お申し込み方法は 新規加盟店契約について を参照してください。
※PayPayマイストア ライトプラン
申請手順
1. お問い合わせフォームに必要事項を入力して送信
加盟店様・パートナー様向け問い合わせフォーム を開き、[問い合わせ種別]のドロップダウンリストで「【個人事業主契約】代表者逝去による加盟店解約」を選択すると入力フォームが表示されます。
必須項目を入力して[送信する]を押すと、お問い合わせフォームの送信が完了し、入力したメールアドレス宛てに「【自動応答】代表者様の逝去に伴うPayPay加盟店解約の手続きについてのご案内」という件名で通知メールが送られます。
問い合わせフォームには、必須項目として以下の情報の入力が必要です。
- 会社名・屋号名
- 入力者氏名(フルネーム)
- PayPayに登録している電話番号
- 返信先メールアドレス
- 問い合わせ詳細
2. 書類提出フォームのURLが記載されたメールを受信(翌営業日〜5営業日)
翌営業日から5営業日までの間に、お問い合わせを確認した担当者より「【ご対応のお願い】PayPay_解約について_YYYY/MM/DD」という件名でメールが送られます。
3. 書類提出フォームに書類をアップロードして提出
前項で届いたメールの本文に記載されている書類提出フォームのURLを開き、必要書類のファイルをアップロードして提出します。
4. 書類の受領完了のメールを受信
PayPay社にて書類の受領が確認されると、書類提出フォームに入力したメールアドレス宛てに、「【PayPay】解約について_YYYY/MM/DD/P-{7桁の数字}」という件名で通知メールが送られます。
5. PayPayの取引を停止(翌月または翌々月の第1営業日)
PayPay社にて解約準備としてPayPayの取引を停止し、PayPayアプリの「近くのおトク」に表示されるマップピンを削除します。
解約準備の処理のタイミングは書類の受領日によって異なり、1日から20日までに受領した場合は翌月の第1営業日、21日から月末日までに受領した場合は翌々月の第1営業日に実施します。
6. 解約(翌月または翌々月末日)
PayPay社にて解約処理を実施します。
解約処理のタイミングは書類の受領日によって異なり、1日から20日までに受領した場合は翌月末日、21日から月末日までに受領した場合は翌々月末日に実施します。
- 解約処理日は営業日の都合により前後する可能性があります。
- 解約後はPayPay for Businessにログインできなくなります。取引履歴や入金明細などが確認できなくなるため、必要なデータは解約処理が実行される前までにダウンロードしておくなどの対応をお願いいたします。