サービスエリアでレジ業務の効率化により訪日外国人も便利に素早く決済

――PayPay導入のきっかけを教えてください

高松自動車道が完全4車線化した2019年3月。渋滞緩和や事故減少といった効果によって高速道路利用者が増加し、津田の松原サービスエリアにお立ち寄りいただくお客様が増えていました。また中国からのツアー客などが増えているタイミングでもありました。
ところが、レジの老朽化や支払い方法の制限によって、せっかくお越しいただいたお客様をレジでお待たせせざるを得ないという状況だったんです。「これは早急に解決しなければ」と思っていたところ、消費税率の変更が決まったりキャッシュレス決済の盛り上がりが加速していたりと、世の中的にも決済周りのシステムをみなおす機運が高まっていました。ちょうどいいタイミングだと思い、新システムの導入やキャッシュレス決済サービスの充実を検討していたのです。

最近は電子マネー支払いに対応するするお店も多いし、どうせ新しくするならうちでもそういったものを導入したいと考えていました。PayPayは初期費用も手数料もかからないから、他のQRコード決済よりも導入しやすかったですね。お客様から「PayPayで払えないんですか」と聞かれたこともあったので、使ってみることにしたんです。

――PayPayを導入してどんなメリットがありましたか？

レジ業務が効率化されました。うちはもともと現金かクレジットカードでお支払いいただいていたのですが、クレジット決済とPayPayでの決済を比べると、1/3の時間でお支払いが完結します。そのおかげで決済1回あたりの所要時間は減りましたね。 高速道路が4車線化した直後のGWは大勢のお客様にお越しいただきました。繁忙期が訪れる前にPayPayを導入しておいてよかったです…！

当サービスエリアにはツアーバスも多く停車します。乗車しているのは海外からの旅行客が多く、現金よりもキャッシュレス決済を選ばれる傾向にありました。バスの停車時間は短いので滞在時間も限られていますし、QRコード決済で素早くレジを済ませられるのはお客様にとっても嬉しいポイントだと思います。 Alipayを使っている外国人の方も多いのですが、PayPayと連携しているためこの層もカバーできています。

――今後の展望について教えてください

PayPayの導入により支払いの選択肢が増え、売り上げや集客増加に役立っています。今後もキャッシュレス決済やセルフレジの導入など、レジ業務を効率化させていく予定です。 特に、じわじわと増えている外国人のお客様に対応するためにはキャッシュレス対応が重要。ホームページやSNSでもPayPayが使用できることはアピールしていますが、今後も新しいものを取り入れて、よりたくさんのお客様に喜んでいただきたいです。

店名：津田の松原サービスエリア
所在地：香川県さぬき市津田町鶴羽939-1
連絡先：087-825-0556
HP：https://sat.anabuki-enter.jp/outbound/shop/index.html

※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス（決済システム利用料、サービス名称、費用等）と異なることがございます。