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交通系ICカードとは?他の電子マネーとの違いや代表的なICカードも紹介!

この記事はこんな方におすすめ

  • ICカードをこれから使ってみようと思う人
  • どのICカードを使えばいいか悩んでいる人
  • ICカードの使い方を知りたい人

この記事によって分かること

  • ICカードとはデータを記録する集積回路 (IC) を組み込んだカード
  • ICカードを利用するとスマートに決済ができる
  • 全国各地の交通機関の利用時に交通系ICカードが利用できる

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電車などの交通機関の乗車券・定期券として利用できる、Suica(スイカ)などの交通系ICカードが普及していますが、ICカードとはそもそも何でしょうか?

実は、ICカードはただ交通機関の乗り降りをスムーズにする以外にも、さまざまな利用方法があります。

そこで本記事では、ICカードの概要や、おすすめのICカード、ICカードを使うメリットなどを網羅的に解説します。

そもそもICカードとは?

ICカードとは、ICチップ(情報の記録や演算をするための集積回路)を埋め込んだカードのことです。

ICチップは従来の磁気カードと比べ記憶容量が多く、より強いセキュリティで、安全性に優れています。

また、対応しているお店であればICカードで支払いができますし、交通系のICカードならかざすだけで改札が通れます。

ICカードは小さく軽量で、私たちの生活を便利にしてくれる現代社会では欠かせないものです。

ICカードの種類

ICカードの概要について説明しましたが、ICカードにはいくつか種類があります。

一般的にICカードと呼ばれるものでいうと、Suica(スイカ)などの交通機関が発行している交通系ICカードを思い浮かべる人が多いと思います。しかし同じ技術が使われているという意味では、ICチップが埋め込まれているクレジットカードやキャッシュカードもICカードの一種です。

これらのICカードについて詳しく解説します。

交通系ICカード

私たちがよく使うICカードとしてSuicaなどの交通系のICカードがあります。

交通系のICカードは、あらかじめカードに現金をチャージしておき、カードを改札にかざすことで自動的にお金が引き落とされ、電車やバスなどの交通機関に乗ることができます。

また、交通系のICカードは交通機関だけでなく、対応している自動販売機や店舗でも使えます。

さらに、交通系ICカードはクレジットカードと異なり、支払いをする際に暗証番号や署名が不要です。

ICチップ付きのクレジットカード

最近では、これまでなかったICチップ付きのクレジットカードが増えています。

従来は磁気ストライプ型のカードでしたが、ICチップ型のカードに変化したことにより、簡単にスキミング(カードの磁気ストライプを読み取り、偽造カードを作成し不正利用すること)されにくくなりました。
このようにICチップ付きのクレジットカードは、セキュリティ面や安全性で非常に優れています。

ICキャッシュカード

ICキャッシュカードとは、名前のとおりICチップを搭載したキャッシュカードで、ATMでお金を引き出す際に利用します。

ICキャッシュカードは各銀行が発行しており、銀行口座の開設と同時に発行が可能です。

先ほども述べたように、ICチップはセキュリティ面で優れているので、セキュリティが重要視されるキャッシュカードでも利用されています。

ICカードを利用するメリット

ここからは交通系ICカードを使うメリットを解説します。

交通系ICカードを使うメリットをまとめると以下のとおりです

  • 交通機関をスムーズに乗り降りできる
  • クレジットカード経由でポイントが貯まる
  • 自動販売機や店舗でも利用できる
  • スマホと連携できる

それぞれ詳しくみていきましょう。

交通機関をスムーズに乗り降りできる

まず始めに、交通系ICカードの最大のメリットとして交通機関をスムーズに乗り降りできる点です。

ICカードを使えば、わざわざ券売機で値段を確認して、切符を購入する必要がありません。

券売機で切符を買うとなると平均1〜2分はかかりますが、その時間をICカードを利用することで省けます。

クレジットカード経由でポイントが貯まる

Suicaなどの交通系ICカードは基本的にプリペイド型で、事前にお金をチャージすることで利用できます。

チャージはクレジットカードからも可能なので、指定のクレジットカードを使ってSuicaをチャージすると、クレジットカードのポイントを貯めることが可能です。

自動販売機や店舗でも利用できる

交通系ICカードは、交通機関の乗り降りだけでなく、対応している駅構内の自動販売機や、コンビニ、スーパー、飲食店でも利用できます。

電車に乗る前にちょっと飲み物を買うときや、駅周辺のコンビニで買い物をするときに非常に便利です。

スマホと連携できる

交通系ICカードによっては、スマホと連携できるカードがあります。

たとえば、Suicaには「モバイルSuica」というものがあり、カードではなくスマホを改札機にかざしても通れます。

モバイルSuicaの特徴は次のとおりです。

  • スマホでいつでもチャージできる
  • スマホで買い物ができる
  • 新幹線の予約ができる
  • 残高や利用履歴をスマホで管理

そのため、カードを持たなくてもスマホだけで交通機関の乗り降りや簡単なお買い物ができます。

代表的な交通系ICカード

ICカードの種類を3つご紹介しましたが、今回は特に普及率が高い交通系のICカードに着目して解説をします。

交通系のICカードは関東圏で使えるSuica以外にも、各地域によってさまざまな交通系ICカードがあります。

主な地域の交通系ICカードは以下のとおりです。

  • Suica(スイカ)
  • ICOCA(イコカ)
  • PASMO(パスモ)
  • PiTaPa(ピタパ)
  • manaca(マナカ)

これらの交通系ICカードについて解説します。

Suica(スイカ)

Suicaは東日本旅客鉄道が発行する日本でもっとも普及している交通系のICカードです。

主に東京などの関東圏でよく利用されますが、じつは北海道〜九州まで幅広くSuica1枚で交通機関の乗り降りが可能です。

また、おサイフケータイに対応しているスマホがあれば「モバイルSuica」も使用可能で、ICカードがなくてもスマホだけでSuicaを利用可能です。

そのため、交通系のICカードはSuicaひとつ持っておけば間違いないでしょう。

ICOCA(イコカ)

ICOCAは西日本旅客鉄道が発行する、主に西日本で利用される交通系のICカードです。

ICOCAでは、クレジットカードと連携させ、「SMART ICOCA」と呼ばれるクレジットカードチャージができます。

JR西日本の「J-WESTカード」だけでなく、さまざまなクレジットカードとの連携が可能です。

PASMO(パスモ)

PASMOは株式会社パスモが発行する、関東圏を中心に利用できる交通系ICカードです。

PASMOには「一体型PASMO」というカードがあり、クレジットカードとオートチャージサービス機能付PASMOが1枚になっています。

この一体型PASMOを利用するメリットは、電車やバス、電子マネーとしての利用と同時にクレジットカードを利用できる点です。

交通系ICとクレジットカードが一体となっているので、財布がかさばらず、この一枚で電車の乗り降りやお買い物ができます。

PiTaPa(ピタパ)

PiTaPaは、スルッとKANSAI協議会が展開する近畿圏を中心に利用できるICカードです。

SuicaやICOCAはプリペイド型(事前にチャージしてチャージ分だけを利用できる)なのに対して、PiTaPaはポストペイ型(後払い)です。

そのため、交通系ICカード利用時に「残高がないからチャージしないといけない」ということが起こりません。

さらに、PiTaPaは加盟店でお買い物をすると、利用金額に応じて基本100円ごとに1ポイントの「ショップdeポイント」というポイントが貯まるという特徴もあります。

manaca(マナカ)

manacaは、エムアイシーと名古屋交通開発機構が発行する、名古屋圏でよく利用されているICカードです。

manacaの特徴は、月ごとの利用金額に応じて「マナカマイレージポイント」が貯まる点です。

貯まったマナカマイレージポイントは、市バスや地下鉄などの乗車料金として使えるので大変お得です。

また、manacaには「乗継割引」もあり、市バスと市バス、市バスと地下鉄を90分以内に乗り継ぐと、大人80円(小児40円)の割引になる特徴もあります。

ICカードを利用する際の注意点

とても便利なICカードですが、利用するときにいくつか注意点があります。

ICカードを利用するときの注意点は以下のとおりです。

  • 残高不足に注意
  • 決まったエリアでしか利用できない
  • 紛失に注意

これらの注意点について解説します。

残高不足に注意

交通系のICカードはプリペイド型のカードが多いので、あらかじめお金をチャージしておく必要があります。

ICカードのよくあるトラブルとして、残高がなく改札機にかざしても通れずに改札の流れを止めてしまうことです。

通勤ラッシュ時には、後ろの人に迷惑になるので、あらかじめ残高を確認しておきましょう。

決まったエリアでしか利用できない

交通系のICカードによっては、決まったエリアでしか使えないので注意が必要です。

Suicaは北海道〜九州まで非常に広いエリアで利用できますが、利用できないエリアもあります。また、manacaなどの地方のICカードは使えるエリアがより限られています。

また、自動販売機やコンビニでも使えるICカードは異なるので、お店に表示されているマークを確認して使うようにしましょう。

紛失に注意

ICカードは非常に便利で普段から使うシーンが多い分、紛失には注意しましょう。

交通系のICカードは、クレジットカードと異なり署名や暗証番号が不要で使えるので、第三者の手に渡ってしまうと不正利用されてしまいます。

ICカードを紛失した場合には、直ちに駅の窓口に行き、利用停止の手続きを行い、再発行するようにしましょう。

交通系ICカードの使い方

これから交通系ICカードを使ってみようと思う人向けに、購入〜使用方法までを解説します。

以下の3つのステップで交通系のICカードを利用できます。

  • 購入または申し込み
  • 現金をICカードにチャージ
  • 改札にかざすことで自動的に決済完了

これらの手順について解説します。

購入または申し込み

まず始めに、交通系ICカードを発行する必要があります。

ICカードを発行する方法は各カードによって異なりますが、基本的には以下の3つです。

  • 窓口で手続き
  • 販売機で購入
  • Webで申し込む

駅によっては、カードが発行できる窓口や販売機がない場合があります。各交通系ICカードのホームページに発行方法が記載されているので、あらかじめ確認しておきましょう。

現金をICカードにチャージ

ICカードが発行できたら、カードにお金をチャージします。

ICカードに現金をチャージする方法は以下の手順です。

  • 駅にある券売機に行く
  • ICカードを機械に挿入するか置く
  • チャージする金額を選択する
  • 現金を入れる
  • チャージ完了

このように、どこの駅でも券売機で簡単にチャージができます。

改札にかざすことで自動的に決済完了

ICカードにチャージが完了したら、あとは改札にかざすだけで電車に乗れます。

改札機にかざすと、自動的にチャージしてある金額から引き落とされます。

改札を通ると、改札機にあとどれくらいチャージされているか表示されるので、確認しておきましょう。

まとめ

本記事では、ICカードの概要と、交通系ICカードについて解説をしました。

改めて内容をまとめると以下のとおりです。

  • エリアによって使えるICカードは決まっている
  • 交通系ICカードは店舗や自動販売機でも利用できる
  • ICカードはクレジットカードやスマホと連携できる

交通系のICカードは非常に便利なので、まだお持ちでない人はぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。

・「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
・「ICOCA」は西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
・「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
・「PiTaPa」は、株式会社スルッとKANSAIの登録商標です。
・「manaca」は株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシーの登録商標です。

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