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コンタクトレス決済とは?対応クレカやQRコード決済との違いも解説

コンタクトレス決済

この記事はこんな方におすすめ

  • コンタクトレス決済の仕組みや普及率を知りたい方
  • コンタクトレス決済に対応しているクレジットカードの種類を知りたい方
  • 具体的にどのような場面でコンタクトレス決済が使われているか気になる方

この記事によって分かること

  • コンタクトレス決済は、カードやスマートフォンを専用の端末にかざすだけで支払いができる決済方法である
  • 対応するためには、店舗は専用のリーダーを用意する必要がある
  • クレジットカードやICカード、スマホ決済などで利用できる

キャッシュレス決済の利用者はポイント還元を受けられたり、導入店舗も手数料の補助を受けられたりとメリットがあります。

しかし、「キャッシュレス決済」といっても、その種類はさまざま。

そこでこの記事では、キャッシュレス決済の中の1つ、「コンタクトレス決済」について詳しく解説します。

コンタクトレス決済の概要や利用できる場所、コンタクトレス決済に対応しているクレジットカードなど、具体的に紹介しているので、ぜひお読みください。

コンタクトレス決済とは

スマホ決済

コンタクトレス決済(非接触型決済)とは、カードやスマートフォンを専用の端末にかざすだけで支払いができる決済方法です。

専用端末にスマホやカードをタッチするだけで支払いが完了することから、タッチ決済ともいわれます。

コンタクトレス決済の特徴は、払いの簡単さ。端末にタッチするだけで、暗証番号やサインも不要なので、素早く支払いを完了させられます。
※決済金額によっては、サイン等が必要になることがあります。

ちなみに、「コンタクトレス決済」「非接触型決済」「タッチ決済」とさまざまな名前がありますが、すべて同じ決済方法を指しています。そのためこの記事では、「コンタクトレス決済」に統一して紹介します。

コンタクトレス決済が日本で普及した理由

日本のコンタクトレス決済に利用されている技術は、おもに「Felica(フェリカ)」と呼ばれるものです。1988年からSONYが開発を始め、2001年にIC乗車券の「Suica」や「Edy」へ導入され、日本で普及しはじめました。

特に、交通乗車券として日本各地の電車・バスなどの公共交通機関で利用できるようになったことが広く普及した理由として挙げられます。

さらに、大手コンビニエンスストアでも「Edy」の導入が進み、Felicaに対応した店舗の数が大幅に増えたことも理由の1つです。

日本のコンタクトレス決済普及率の現状

コンタクトレス決済は大きく交通系・流通系の事前チャージ方式(プリペイド型)のものと、クレジット系の後払い方式(ポストペイ型)のものの2つに分かれます。

たとえば、SuicaやPASMO、WAON、nanacoは事前チャージ方式、クレジットカードにコンタクトレス決済機能も付いたものが後払い方式です。

日本では、事前チャージ方式のコンタクトレス決済普及率が高い状況です。Suicaだけでも発行枚数は8,000万枚を超え、WAONも7,500万枚を超えています。日本の15歳以上の人口は約1.1億人なので、単純計算で日本の15歳以上の人口のうちの7割以上の人がコンタクトレス決済に必要なカードを持っていることになります。

それに対して、クレジットカードによるコンタクトレス決済の普及率は低くなっています。というのも、クレジットカードでコンタクトレス決済ができることを知っている割合がクレジットカード保有者のうち35.9%しかいないからです。

(出典:Engadget 日本版|Suicaの発行枚数が8000万枚を突破
(参考資料:イオンリテール株式会社|4/15(月)より順次、お手持ちの電子マネー「WAON」にG.G特典をプラス!
(出典:PR TIMES|ICクレジットカードに関する消費者意識調査

日本と海外でのコンタクトレス決済普及率の違い

日本のコンタクトレス決済普及率は海外と比べると非常に低いです。海外ではコンタクトレス決済による取引が2/3を超える国が10カ国もあり、1/3を超える国であれば30カ国以上もあります。

それに対して、日本ではコンタクトレス決済以外のすべてのキャッシュレス決済を合わせても、キャッシュレス決済の利用率は1/5以下です。
(出典:キャッシュレス・ロードマップ 2019)

その要因としては、利用者側・店舗側それぞれの事情が考えられます。

利用者側の事情として、日本人の現金志向が強いことが考えられます。

コンタクトレス決済のような現金のやり取りが行われない取引に不安を感じる人が多くいるため、買い物に利用される割合が少ないです。
(参考資料:博報堂生活総合研究所|「お金に関する生活社意識調査」結果を発表

そして、店舗側の事情というのは導入コストです。

コンタクトレス決済に対応しようとすると、店舗は専用のリーダーを用意する必要があります。導入費用が高額なため、大手コンビニエンスストアやスーパーなどを除いて、利用できるお店が限られてしまうわけです。

その結果、日本は海外に比べてコンタクトレス決済の普及率が低くなっています。

コンタクトレス決済を利用する具体的な場面

お店

次に、コンタクトレス決済がどのようなときに使えるのかを紹介します。使える場面は、どのコンタクトレス決済を利用するかによっても異なります。

クレジットカード

クレジットカードのコンタクトレス決済は、主にコンタクトレス決済に対応している端末を設置しているスーパーや飲食店、コンビニエンスストアなどで使えます。

最近では、お店だけでなくタクシーでも利用できるようになってきました。

また、お店で使えるかどうかは、店頭やレジに、以下のようなマークがあるかどうかで判断できます。

  • Visaであれば、タッチ決済マークやVisa payWaveマーク
  • Mastercardであれば、コンタクトレスSymbolマーク

また、クレジットカード自体がコンタクトレス決済に対応しているかだけでなく、店舗がクレジットカードブランドのコンタクトレス決済に対応しているかも確認するようにしましょう。

ICカード

日本で広く普及している、コンタクトレス決済に対応したICカードは交通系と流通系の2種類です。交通系ICカードは公共交通機関、流通系ICカードはショッピングモールやコンビニエンスストアなどの商業施設で利用できます。

流通系ICカードをバスや電車などの乗車券で利用できるケースは少ないですが、反対に、交通系ICカードを商業施設での支払いに利用できるお店は多いです。

特に交通系ICカードであるSuicaは、コンビニエンスストアや自動販売機、スーパー、飲食店など様々な場所で利用できます。

また、ICカードはお店だけでなく電子マネー対応の自動販売機でも利用できることが特徴です。

スマホ決済

Apple PayやGoogle Pay、モバイルSuica、iDなどの決済サービスを利用して、自分のスマートフォンでコンタクトレス決済ができます。

スマホ決済が利用できる場所は、コンビニエンスストアやスーパー、ガソリンスタンド、家電量販店、ドラッグストアなどさまざまです。

また、Apple PayやGoogle PayにSuicaを登録することで、ICマークのある電車やバスなどの公共交通機関でも利用できるようになります。

【ブランド別】コンタクトレス決済への対応クレジットカード

クレジットカード

クレジットカードでもコンタクトレス決済が利用できるとお伝えしましたが、すべてのクレジットカードが対応しているわけではありません。

コンタクトレス決済に対応しているかどうかは、カードにコンタクトレス決済対応のマークがあるかで見分けられます。

それでは、具体的にコンタクトレス決済へ対応しているクレジットカードをブランド別に紹介します。

1.Visaのコンタクトレス決済

Visaブランドでコンタクトレス決済に対応しているクレジットカードの一覧です。

  • ANA VISAカード
  • イオンカード(WAON一体型)
  • OricoCard Visa payWave
  • JALカード
  • dカード
  • 三井住友カード
  • ライフカード

(※)3日時点での情報です。

もちろん、そのほかにも対応しているクレジットカードはあります。より詳しい対応クレジットカード一覧については下記Visaのホームページでご確認ください。

Visa|Visaのタッチ決済(非接触決済)

2.MasterCardのコンタクトレス決済

次にMastercardブランドでコンタクトレス決済に対応しているクレジットカードです。

  • Skywalker Card Mastercard
  • Colette Mareオリコ Mastercardカード
  • IKSPIARI オリコ Mastercardカード
  • ジャックスカード Mastercard® コンタクトレス

(※)3日時点での情報です。

Mastercardで、コンタクトレス決済に対応しているクレジットカード発行会社はVisaに比べると少ないです。
コンタクトレス決済に対応しているクレジットカード発行会社リストは下記ページで確認できます。

Mastercard|Mastercard®コンタクトレスカード発行会社リスト

3.JCBのコンタクトレス決済

続いて、JCBのコンタクトレス決済についてです。

JCB Contactless(コンタクトレス)対応のJCBカード発行しているのは以下の会社です。

  • 株式会社ジェーシービー
  • 楽天銀行株式会社

(※)3日時点での情報です。

株式会社ジェーシービー|JCB Contactless(コンタクトレス)対応のJCBカード発行会社一覧

JCBコンタクトレスに対応していないカードであっても、Apple Payに登録していれば利用できます。

ただし、カード会社によってはApple Payに登録してもコンタクトレス決済を利用できない場合もあるため、事前にクレジットカード発行会社に確認することをおすすめします。

4.AmericanExpressのコンタクトレス決済

AmericanExpressブランドでコンタクトレス決済に対応しているカードは、ブランドが直接発行しているカードだけです。

つまり、ANAアメリカン・エキスプレスの提携カードや、ペルソナSTACIAアメリカン・エキスプレス®・カード等のカードは、コンタクトレス決済に対応していません。

具体的な対応カードは以下のようなものです。

  • アメリカン・エキスプレス®・カード
  • スターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・カード
  • アメリカン・エキスプレス®・スカイ・トラベラー・カード

(※)3日時点での情報です。

対応カードの年会費や詳細については下記AmericanExpressのホームページでご確認ください。

アメリカン・エキスプレス|クレジットカードの種類

コンタクトレス決済とQRコード決済との違い

バーコード読み取り

最近では、コンタクトレス決済に加えて、QRコード決済も広く普及しています。

そこで気になるのが両者の違い。コンタクトレス決済とQRコード決済の違いを利用者視点・店舗視点でお伝えします。

  1. 【利用者側】決済手順
  2. 【利用者側】決済時のセキュリティ
  3. 【利用者側】個人間送金機能の有無
  4. 【店舗側】専用端末の必要性

【利用者側】決済手順

1つ目は決済手順です。

コンタクトレス決済は、レジで店員に「クレジットカードで(またはICカードで)」と伝えて、端末にかざすだけで完了します。スマホ決済であれば、そのままスマートフォンをかざすだけで簡単です。

一方QRコード決済は、レジで店員に支払い方法を伝えるところまでは同じで、たとえばPayPayを使って支払う場合は「PayPayで」と伝えます。

その後、アプリを立ち上げてQRコードを表示させ、店員に読み取ってもらうことで決済が完了します。また、お店から提示されたQRコードをPayPayで読み取り決済をする場合もあります。

【利用者側】決済時のセキュリティ

2つ目はセキュリティです。

コンタクトレス決済はたしかに支払いが簡単です。しかし、その分、リスクもあります。もしカードを落としたり、盗まれたりすると、他人でも使えてしまいます。 コンタクトレス決済は暗証番号もサインも不要な場合が多いため、不正利用されるリスクが大きいです。

一方で、QRコード決済のセキュリティ対策は厳しく、QRコード決済で支払うには、スマートフォンのロックを解除してアプリを立ち上げる必要があります。

また、PayPayでは、アプリを立ち上げるためにFace IDや指紋認証など追加の本人認証も設定できます。

そのため、たとえスマートフォンを落としても他人に利用されるリスクは低く、 安全性の点ではQRコード決済の方が高いといえるでしょう。

【利用者側】個人間送金機能の有無

QRコード決済にはコンタクトレス決済にはない個人間送金機能があります。

たとえば、大人数の飲み会で全員からの徴収が面倒だったり、大きいお札を崩せなくて支払えなかったりすると手間がかかります。

そのようなときに役立つ機能が個人間送金です。スマホ決済サービスの自分のアカウントから、他の人のアカウントに送金することが可能です。

即時で反映され、手数料もかからず、受け取った相手はそのままQRコード決済に使用できるので、現金のやり取りに近いと言えます。

そのため、お店への支払いだけでなく、友人間でのお金のやり取りにも利用できるところがQRコード決済のポイントでしょう。

【店舗側】専用端末の必要性

コンタクトレス決済を導入するときには、専用の端末が必要で、当然費用もかかります。

反対に、QRコード決済は特別な端末を導入することなく対応開始できます。最も簡単な方法であれば、お店のQRコードを紙に印刷するだけです。支払いも、お客様にそのQRコードを読み取ってもらうだけで、QRコード決済に対応できます。

また、決済ごとにかかる決済手数料もコンタクトレス決済よりQRコード決済の方が低いことがほとんどです。そのため、店舗にとってはQRコード決済のほうが導入しやすいと言えるでしょう。

今、PayPayなら初期導入費用、決済システム利用料(※1)、入金手数料(※2)すべて0円で始められます。QRコード決済利用率No.1(※3)でもあるので、集客効果も期待できます。

※1:2021年9月30日まで。
※2:ジャパンネット銀行の場合のみ永年無料。その他金融機関の場合は2020年6月30日まで無料。以降、入金サイクルが当月末締め(月1回の入金)の場合は無料、累計決済金額1万円以上で都度入金とする場合は105円(税込)の手数料が発生。
※3:ICT総研調べ(2020年1月時点)

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まとめ

お会計

コンタクトレス決済は、名前のとおり非接触、つまり、「かざす」だけで決済が完了するため、消費者にとっても店舗にとっても支払いの手続きが楽です。サインも暗証番号も必要ないので支払いの手間がかかりません。

ただし、それだけ簡単に支払いができるので、万が一落としたり、盗まれたりしたときには不正利用されるリスクがあります。

一方で、QRコード決済の方は、支払いにアプリを立ち上げてQRコードを表示させる・読み取るという手順が必要です。そのため、スマートフォンとQRコード決済サービスのセキュリティ機能を設定することで、不正利用を防げます。

これからキャッシュレス決済を使ってみようと思われているのであれば、上記のような違いを踏まえて、コンタクトレス決済・QRコード決済の導入について考えてみてください。

・「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
・「Felica」は、ソニー株式会社の登録商標です。
・「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
・「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
・「WAON」はイオン株式会社の登録商標です。
・「nanaco」は株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
・「VISA」は、ビザ・インタ―ナショナル・サ―ビス・アソシエイションの登録商標です。
・「Mastercard」は、マスターカード インターナシヨナル インコーポレイテツドの登録商標です。
・「JCB」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
・「AMERICAN EXPRESS」は、アメリカンエキスプレスマーケッティングデベロプメントコーポレーションの登録商標です。
・「Apple Pay」はApple Inc.の登録商標です。
・「Google Pay」は、Google LLC の登録商標です。
・「iD」は、NTTドコモの登録商標です。

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