キャッシュレスに注目する人が増えてきた今、話題となっているのがQRコード決済。大手飲食チェーンやコンビニエンスストア、ドラッグストアなども続々とQRコード決済サービスに対応しています。
店舗にとって決済手段が増えれば新たな消費者を呼び込む材料になることは確かですが、同時に気になるのが決済にかかる手数料や初期導入費用などのコストの問題。
そこで今回は、QRコード決済の手数料はどのような仕組みになっているのか、節約する方法も含めて詳しく解説していきます。
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いま一番使われているQR決済だから、集客アップにつながります。
※インテージ SCI Payment 決済サービス / 決済手段別 決済回数構成比
PayPayの導入について詳しくはこちら >
目次
QRコード決済サービスを導入後、どんな費用がかかり、節約するにはどんな方法が必要なのでしょうか。それらを考えるために、まずQRコード決済サービスの仕組みを理解しましょう。
まずは、各種手数料の仕組みから見ていきます。
QRコード決済サービスを導入、利用するにあたり店舗が負担する手数料の種類は多くの場合以下の通りです。
大前提として、QRコード決済サービスを利用した際にかかる手数料は消費者側ではなく、店舗側が負担します。これはクレジットカード決済や電子マネー決済と同様で、消費者側が負担するものではありません。
QRコード決済事業者によって決済手数料は異なるものの、平均で3.25%前後と設定しているケースがほとんど。
決済事業者によっては一定期間、条件付きで決済手数料を無料としているところもあるため、決済手数料をできるだけ節約したいと考えているならば、複数のQRコード決済事業者を比較して選ぶのがおすすめです。
PayPayの場合、導入費用は無料、決済システム利用料も2021年9月30日まで無料です。
※2019年7月12日時点での情報です。
QRコード決済には、決済ごとにかかる決済手数料のほかに、売り上げ金を口座に入金してもらうときにかかる入金手数料が必要になります。
銀行口座から振込をする際にかかる振込手数料と同じものと考えて問題ありません。
入金手数料の金額は、QRコード決済事業者や金融機関などによっても条件はさまざまです。
特定の金融機関を振込口座として指定することで入金手数料が不要なケースや、期間限定で入金手数料無料のキャンペーンを展開しているQRコード決済事業者もあります。
もし現時点で、入金手数料が無料となる金融機関の口座を持っていないならば、口座開設をするだけで手数料が不要になるため、QRコード決済用の口座として持っておくのもおすすめです。
QRコード決済サービスを店舗に導入するにあたっては、加盟店登録が必要です。しかし、加盟店登録自体はキャンペーンなどで無料で行っているケースも多いのでご安心を。
初期導入費用が無料のQRコード決済事業者がほとんどです。
QRコード決済サービスを無料で導入できるのは、店舗にQRコードを掲示し、ユーザーに読み取ってもらうユーザースキャンがほとんどです。
この方法では、QRコード決済専用の端末や回線工事を行う必要がなく、パソコンやタブレット端末があれば簡単に導入できます。
ただし、POSレジを導入している店舗の場合、QRコード決済システムとPOSシステムを連動させる必要があります。
こちらは個別に見積もりが必要となり、加盟店登録そのものは無料だったとしても、別途システムの導入費用が発生するケースが多いので注意が必要です。
ここまでQRコード決済サービスを導入、決済手段として利用するにあたり、どのような手数料が発生するのかを解説してきました。
では、手数料負担を軽減するためにはどのような方法があるのでしょうか。
これまでの内容を踏まえたうえで、初期導入費用、決済手数料、入金手数料を節約するための具体的な方法をまとめます。
QRコード決済サービスの導入によってユーザー数がどの程度増えるか、導入検討段階ではなかなか予想できないので、決済手数料を抑えられると、安心ですよね。
QRコード決済事業者によっては、決済手数料無料のキャンペーンを展開しているところがあります。そのような事業者を探し、各社を比較しながら選ぶことをおすすめします。
また、決済方法によっては手数料が発生するケースがあるので、どのような方法で決済を行うのかもあわせて検討しておかなければなりません。
PayPayでは店舗に掲示されたQRコードを読み取るユーザースキャンであれば2021年9月30日まで決済システム利用料が無料となっています。
他社のQRコード決済事業者についても、決済手数料が無料となるのはユーザースキャンが大半です。
QRコード決済の売上金を受け取るとき、振込先の金融機関によっては入金手数料が無料となる場合もあります。これはQRコード決済事業者によっても条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。
一度に支払う入金手数料は少額であったとしても、毎日のように入金が繰り返されていくと莫大な経費になってしまいます。QRコード決済用の口座として分けておくと売上管理もしやすくメリットは大きいはずです。
口座を開設するだけで手数料の大幅な軽減につながるため、もし対象の金融機関口座を持っていないならば新たに開設することも検討してみましょう。
PayPayの場合は、2020年6月30日まで金融機関への入金手数料が無料になっています。ただし、1日以降、105円に変更される予定です。ジャパンネット銀行を利用する場合の入金手数料は無料のままです。
初期導入費用無料のキャンペーンを実施しているQRコード決済事業者もあります。
条件やキャンペーン期間は個別に確認する必要がありますが、2019年7月時点ではほとんどのQRコード決済サービスは初期導入費用が無料です。
注意しておきたいポイントは、加盟店登録自体は無料だったとしても、POSシステムとの連動は別途見積もりが必要となるケースもあることです。
個別にシステム開発を行う必要があるため、現在POSシステムを使っている店舗は事前に確認しておきましょう。
POSシステムとQRコード決済サービスを連動する際は、QRコード決済事業者へ個別に問い合わせ、その後担当者や開発ベンダーなどを紹介してもらう流れになります。
店舗数やシステムの規模などによっても開発費用は大きく異なるため、見積もりをもらったうえで慎重に判断しましょう。
QRコード決済にかかる手数料は店舗側が負担する一方で、消費者にとってはキャッシュバックを受けられるメリットがあります。消費者がQRコード決済サービスをお得に活用するコツを紹介していきます。
ユーザー登録や決済利用などをきっかけとした各QRコード決済事業者のキャンペーンを活用することでキャッシュバックを受けられる特典が用意されていることがあります。
銀行口座からのチャージに加え、特定のクレジットカードを登録することで、ポイントの二重取りが可能なケースも。
一度にキャッシュバックされる金額は少なくても、日々の買い物をQRコード決済に一本化することによって、長い目で見たときにまとまったポイントや残高を受け取れることもあります。
上手く使いこなすことができれば、現金で支払うよりもQRコード決済で支払った方がお得になるといえるのではないでしょうか。
また、現金のように実態が見えないため、使いすぎてしまうのではないかといった心配をする人も多いかもしれません。
しかし、ほとんどのQRコード決済アプリには利用明細や履歴が残るため、こまめにチェックすることが可能。
いつでも残高が一目で確認できるため、財布のなかに現金が入っている感覚とそれほど大差はないといえます。
利用明細を家計簿のように利用することによって、むしろ現金による支払いよりも節約につながる人もいるのではないでしょうか。
QRコード決済事業者は多くのユーザーを獲得しようとキャンペーンを展開しています。
事業者によってもキャンペーン内容は異なり、なかには特定の店舗で支払いをしたときのみ、キャッシュバック増額というようなキャンペーンを実施しているところもあります。
「QRコード決済事業者が多すぎてどこを選べば良いのか分からない」という声もありますが、用途に応じて複数のQRコード決済を使い分けるのもひとつの方法。
たとえば、クレジットカードでの支払いでは交通費や食費、雑費など、利用する店舗や用途に応じて複数のカードを使い分けている人も少なくありません。
それと同じように、QRコード決済もひとつのサービスに絞るのではなく、いくつか実際に利用してみたうえで判断してみてもよいかもしれません。
ちなみに、ヤフーとソフトバンクの共同出資会社が運営しているPayPayでは、ソフトバンクやワイモバイルのユーザー、Yahoo!プレミアム会員であれば特定の飲食店やコンビニ、ドラッグストアなど、対象店舗でのポイント還元が大幅にアップするキャンペーンが展開されていました。
数あるQRコード決済サービスのなかでも、店舗と消費者それぞれの立場から考えたときに、お得に使えるのがPayPayです。なぜPayPayがお得なのか、その理由について詳しく解説します。
PayPayなら初期導入費用、決済システム利用料、入金手数料のすべてが無料です。そのため、「まずは使ってみたい!」という人にもおすすめ。
これほどまでに導入しやすい環境をご用意しているのは、個人で経営しているような小規模店舗のほとんどがキャッシュレス決済に対応できておらず、新たな需要を掘り起こすためにバックアップをする狙いがあります。
PayPayは店舗向けにも消費者向けにもお得なキャンペーンを展開しています。それにより、登録ユーザー数が大幅に伸びています。
全国チェーンのコンビニエンスストアやスーパーマーケットのような大手の小売店が次々と導入を決定。
その流れに乗って個人経営のような小規模店舗でも加盟するお店が増えています。
使える店舗が増え、さらにキャッシュバックもあることを考えると、今後も伸びていくことが予想されるQRコード決済サービスといえるでしょう。
手数料が安く、かつユーザー数が伸びているQRコード決済サービスなら、安心感があり、導入する価値もあるといえるのではないでしょうか。
ちなみに、PayPayの加盟店登録を行うと、累計登録者数6,600万人突破した(2024年10月現在)PayPayアプリ内のサービス、「マップ」のなかで、PayPay利用可能店舗として掲載されます。
小規模店舗の場合、観光客はもちろん、近所の住民であっても意外と知られていないお店は多いもの。PayPayアプリのマップを見て来店した、というユーザーも増えていくことでしょう。
これまで来店したことのない新たな顧客を獲得するためにも、店舗へのPayPay導入は新たなマーケティング方法といえるかもしれませんね。
店舗がQRコード決済サービスを導入するにあたり、できるだけコストを安く維持していくためには各種手数料や初期導入費用の節約が欠かせません。
QRコード決済事業者によっても手数料の条件は異なるため、複数のサービスを比較したうえで選ぶことは大前提となります。
そのなかでも、今回例に挙げたPayPayはさまざまな特典が展開されているため、長期間にわたって導入の効果を見極めることが可能です。
消費者はもちろん、導入する店舗にとってもメリットが大きいサービスであるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
\ QRコード決済利用シェアNo.1※/
いま一番使われているQR決済だから、集客アップにつながります。
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