増え続けるスマホ決済サービスのなかでも、QRコードを使ったお支払いに注目が集まっています。
とくにPayPayが「100億円あげちゃうキャンペーン」を行ったことで、一気に知名度があがりました。
この記事では、スマホ決済の仕組みや種類について解説していきます。
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いま一番使われているQR決済だから、集客アップにつながります。
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目次
まずはスマホ決済の種類についてご説明します。
スマホ決済とは、文字通りスマートフォンを用いた決済サービスのこと。
現金を使用しない支払いを指す「キャッシュレス決済」という言葉もありますが、スマホ決済はその中の一部です。スマホ決済以外のキャッシュレス決済には、次のようなものがあります。
さらに、スマホ決済は、仕組みの違いで分類すると、「非接触IC方式」、「QRコード決済」、「キャリア決済」の3つに分かれます。
それぞれの方式についてみていきましょう。
非接触型決済(非接触IC決済)は、スマホに搭載された無線通信系の技術を使って、スマホに登録されたクレジットカードや電子マネーを用いて支払いを行うことをいいます。
無線通信系の技術にはNFCやFelica、Bluetoothなどが使われます。Apple PayやGoogle Payはこうしたスマホに登録された決済手段を管理するためのサービスです。
QRコード決済では、まずスマホで決済用のアプリを立ち上げ、QRコードをスマホ画面に表示させます。
このQRコードを店側に読み取ってもらう、または店頭に設置されたQRコードをスマホで読み取り、支払いをする方式です。
キャリア決済とは、商品を購入したときの代金を、契約しているスマホの通信会社の通信料金とまとめて支払う決済サービスです。
従来はオンラインでの通販などで利用されていましたが、最近では店頭での利用も増えてきています。
店頭での使い方は、アプリに表示されたのバーコード読み取り機能を使って店側のバーコードを読み取り、その際にスマホ通信会社のID、パスワード、暗証番号を入力するやり方があります。
ここからは、先ほどご紹介したスマホ決済サービスの各決済方式ごとに、仕組みを解説していきます。
非接触型方式の場合、スマホ内にICチップがはいっており、ここからでる無線電波を読み取り可能な専用の端末によって情報が読み取られます。ICチップの種類には次のようなものがあります。
これらは読み取り方式の規格であり、FelicaはNFCの規格を元にして、日本でソニーが開発した規格です。Felicaの通信速度の早さから、国内での普及が進んだとされています。
日本では、もともと交通系ICカードなどでFelicaが浸透しており、NFCの規格よりも使われています。
Androidスマホでは、Felicaが技術に使われています、iPhoneでもiPhone 6、iPhone 6 PlusICチップが搭載され、Apple Payのでの支払いが可能となりました。
なお、読み取り側の機器は、NFCやFelicaの規格に対応していれば、対象とするサービスにかかわらず、同一の規格のものは読み取ることが可能なため、iPhoneやAndroid用に複数の端末を置く必要はありません。
QRコードを読み取ることによって決済ができるので、ユーザーは各自、利用するQRコード決済サービスのアプリをダウンロードする必要があります。
【ユーザーが利用するまでの準備】
【お店が利用するまでの準備】
これらの準備が整ったらいよいよ決済です。お店ごとに発行されるQRコードを見やすい位置に設置し、ユーザー側にアプリで読み取ってもらうことで、決済が可能になります。
なお、店舗側はアプリを入れたスマートフォンなどの端末を利用する以外にも、専用端末を用いることができます。専用端末は、機種にもよりますが約4万円程度の価格であり、レシートの印刷が可能なものもあります。
決済サービスによっては、ユーザーが表示したQRコードを店舗側が読み込む場合もありますが、基本的には同じ仕組みです。
キャリア決済は、ユーザー、お店などの加盟店、通信キャリアの3者間で、決済処理や代金の入金処理が行われるようになっており、次のような手順です。
まず、ユーザーが加盟店の店頭でキャリア決済を選択して、商品等を購入します。
このとき、ユーザーは通信キャリアのIDとパスワードで認証を行います。そうすると、キャリアに対して金額といずれのユーザーが決済を行ったのかという情報が送信され、ユーザーの通信料金にこちらの金額が加算されるという仕組みです。
次に、スマホ一台で決済可能なQRコード決済方式を使う場合のメリットとデメリットについて解説します。
QRコード決済は、アプリによりますがさまざまな機能が実装されています。たとえば個人間の割りかんや送金などの機能も搭載されています。
また、決済サービスの会社がポイント還元キャンペーンを実施しています。
ポイント還元率が高いものもあり、使えば使うほどお得になっているものが多いです。
PayPayの場合は、毎月キャンペーンを実施中。使いこなしてお得に食事や買い物を楽しんでください。
QRコード決済では、専用の端末を置かなくても手持ちのPC、スマホ、タブレットで管理が可能です。店舗が導入する際のコストが必要ないためコストを抑えることができ、機器の設置の手間もありません。
ちなみにPayPayの場合、QRコード決済をはじめるにあたっての導入費用は無料です。
(※ユーザースキャンの場合に限ります)
一方、ユーザーとなる消費者側のデメリットは、支払時にアプリを立ち上げる手間がかかることでしょう。
非接触IC方式の場合、決済は一瞬で終わりますが、QRコード決済はアプリを起動する必要があるため数秒かかります。
とはいえ、現金を使った決済のように財布を取り出したり小銭を数えたりする必要はありませんから、QRコード決済のスマートさを考えると気にならない程度のことです。
また、決済にはスマートフォンが必要となります。スマートフォンの充電が切れている場合などには利用ができないため注意が必要です。
QRコード決済サービスは提供している事業者の数が多く、QRコード決済事業者ごとに提供しているサービス内容が異なります。
そのため、サービス内容や導入にかかる費用、手数料、どのようなキャンペーンを実施しているか、比較検討して選ぶことをおすすめします。
PayPayの場合は初期費用、決済システム利用料が無料!この機会に、ぜひトライしてみてください。
(※)ユーザーが店頭のQRコードを読み取る支払い方法(ユーザースキャン)を導入した場合のみ2021年9月30日まで無料。それ以降は利用料がかかる可能性があります。
非接触IC方式を使う場合のメリットとデメリットを、消費者側と店舗側の両面からみていきましょう。
非接触IC方式は、そのUXが非常に優れていることが消費者にとってのメリットといえるでしょう。
ユーザーは決済のたびにアプリを立ち上げる必要がないためスムーズに決済することが可能です。
たとえば電車の改札を通るときに、毎回アプリを立ち上げる必要があったりすると、たちまち改札が混雑してしまいますよね。
また、交通機関の支払いからコンビニでのお支払いまで、幅広く対応できるのも非接触IC方式でのメリットです。
店舗側にとっては、Suicaなどの交通系のICを普段から使用しているユーザーが対象となるため、広く顧客を取り込むことができるようになるでしょう。
一方、こうした非接触系IC方式の消費者にとってのデメリットは、個人間での送金機能やわりかん機能がない点がデメリットです。
QRコード決済型だと、仕組み上、特別なハードウェアが必要ないため、ユーザー間同士での柔軟な利用が可能となります。
一方、非接触型ICの場合は、読み取り装置が必要なため、こうした用途に用いるのは現実的ではありません。
また、ポイント還元が他のサービスと比較しても少なかったり、なかったりするのはデメリットといえるでしょう。
店舗にとっての最大のデメリットは、決済サービスを導入する際にカードリーダなど専用の端末が必要となるため、導入コストがかかる点です。
また、月額固定の利用料や決済金額に応じた決済手数料などがかかる会社もあります。
キャリア決済にも、メリットとデメリットがあります。
キャリア決済は、クレジットカードを持っていなくても決済が可能になります。
さまざまな要因によってクレジットカードを作ったり、所有したりすることができない方であっても、スマホはほぼ持っているため、決済手段として利用することができます。
また、キャリア決済であればクレジットカードでしか対応していない継続課金のあるサービスでも利用できることが多くなっています。
店舗にとっては、キャリア決済は通信キャリアが立て替えで支払いを受けられるため、未払いのリスクが少ないです。
また、クレジットカードなどの決済手段を持てない10代の未成年のユーザーに対してもサービスを提供できるため、子供や若者向けのサービスを提供している事業者にとってはこうしたユーザーを取り込みやすくなります。
消費者にとってのデメリットは、利用限度額がかなり低く定められている点です。限度額は大体の場合において数万円程度でありクレジットカード等と比較するとかなり少ないでしょう。
キャリア決済は、少額決済が多いため、その分手数料が高めに設定されています。
クレジットカードや他の決済手段が大体5%未満となっているのに対し、キャリア決済の場合は5%以上かかる場合が多いです。
最近よく「決済手数料0円」という言葉を耳にしますよね!
いったいなぜなのでしょうか?
店舗側で負担するスマホ決済の手数料が0円なのは、クレジットカード等の決済システムを使うときの手数料を決済サービス各社が負担しているからです。
通常店舗がキャッシュレス決済の仕組みを導入すると、手数料が発生します。
たとえばクレジットカード決済の端末を導入した場合、加盟店は決済に対して数%の手数料をカード会社に対して支払う必要があるのです。
QRコード決済や非接触IC方式の決済においても、アプリなどにクレジットカードを登録して利用するため、このクレジットカードの手数料は発生しています。
決済サービスの会社は、「手数料0円」を打ち出すことで、サービスが利用できる店舗をどんどん増やしたいと考えています。
まずは、利用者を増やし、将来的により良いサービスを開発するためのユーザー集めに取り組んでいるのです。
PayPayでは、決済システム利用料は2021年9月30日まで無料です。
※決済システム利用料は、ユーザーが読み取る支払い(ユーザースキャン)のみ対象です
※2019年7月12日時点での情報です
スマホ決済の仕組みやメリット・デメリットは理解できましたでしょうか?
スマホ決済はこれから導入が進む時期であり、今後新しいサービスが登場したり、機能が追加したりといったことも起こるでしょう。
また、手数料も今後変わっていくことが予想されます。目先のことだけではなく、将来的な動向も見据えて、スマホ決済の導入を検討したほうがよいでしょう。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
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いま一番使われているQR決済だから、集客アップにつながります。
※インテージ SCI Payment 決済サービス / 決済手段別 決済回数構成比
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