「PayPay加盟店向け スタートガイド」では、PayPay決済を導入する新規加盟店向けに、利用開始までの流れや必要な設定をご案内します。
【スタートガイド】PayPayご利用開始までの流れから順番に読み進めることをおすすめします。
PayPayで決済した取引の確認や、返金の必要が生じた場合の手続きは、「PayPay for Business」というウェブアプリから行ないます。
PayPay for Businessは、インターネットにつながっているパソコンやスマートフォンから利用できます。
パソコンから操作する場合は、ChromeやEdgeなどのウェブブラウザからURLを開いて利用します。
スマートフォンやタブレットから操作する場合は、ウェブブラウザでもできますが、アプリをインストールして利用するのがおすすめです。
アプリを使ってPayPayユーザーと取引したり、端末で通知を受け取ったりと、アプリ独自の機能を利用できます。
PayPay for Businessを使える状態にするための操作は以下のとおりです。
- 「ご利用開始のお知らせ」メールからPayPay for Businessのアカウントを設定する
- PayPay for Businessにいつでもログインできるようにする
- サブユーザーを追加する
- 口座情報を確認する
- ブランド情報を確認する
- ストア情報を確認する
- 通知設定を有効にする
所要時間の目安:25分
1. 「ご利用開始のお知らせ」メールからPayPay for Businessのアカウントを設定する
PayPay加盟店契約に申し込み、審査が可決されると、申し込みの際に入力したメールアドレス宛てに以下のようなメールが届きます。
- 件名:【PayPay】ご利用開始のお知らせ (加盟店ID:{17桁または18桁の数字})
- 送信元メールアドレス: business-support@paypay-corp.co.jp
メールに記載されている内容に従って「PayPay for Businessログインアカウント登録」をすると、ブランドオーナーのアカウントの設定が完了し、PayPay for Businessにログインできる状態になります。
詳しい手順は 利用開始に伴うPayPay for Businessの初期設定 を参照してください。
ブランドオーナーとは
ブランドオーナーとは、PayPay for Businessのすべての操作ができる、管理者アカウントです。
1つの加盟店契約につき1アカウントだけ設定できます。
ご利用開始の時点では、加盟店契約の申し込み時に入力したメールアドレス宛てに「ご利用開始のお知らせ」メールが送られるので、このメールアドレスの所有者が自動的にブランドオーナーとなります。
ブランドオーナーは後から変更もできます。
2. PayPay for Businessにいつでもログインできるようにする
PayPayの利用開始後、取引の確認や返金処理などをすぐに対応できるように、PayPay for Businessをいつでも開ける状態にしておきましょう。
パソコンから利用する場合は、ログインURL https://dashboard.paypay.ne.jp/login をブラウザのブックマークなどに追加します。
PayPay加盟店様向けヘルプ(本サイト)の右上にある[管理ツールログイン]からもログイン画面を開けます。
スマートフォンやタブレットを利用する場合は、App StoreやGoogle Playからアプリをインストールします。
なお、端末やブラウザのバージョンが古いと、PayPay for Businessが正常に動作しないことがあります。
ご利用の端末やブラウザがPayPay for Businessの動作環境かどうかを確認し、動作環境でない場合は、バージョンの更新をしてください。
3. サブユーザーを追加する
従業員などブランドオーナー以外の関係者は、サブユーザーとしてPayPay for Businessに招待し、アカウントを発行します。
サブユーザーの追加は必須ではありませんが、ブランドオーナー以外も決済などを扱う人がいる場合は、サブユーザーとして追加することをおすすめします。PayPayの利用開始後に、必要に応じて追加しても問題ありません。
詳しい手順は サブユーザーを追加する を参照してください。
ユーザーIDやパスワードを共有し、複数名で1つのアカウントを利用することは、セキュリティなどの面で推奨できません。特にブランドオーナーは口座情報の変更や解約も含めたすべての操作ができる強い権限を持つため、ログイン情報は他の人に絶対に教えないでください。
サブユーザーとは
PayPay for Businessを利用できるアカウントのうち、ブランドオーナー以外のすべてのアカウントです。
ブランドオーナーや特定の権限を持つサブユーザーが、メールアドレスで招待することで、サブユーザーのアカウントを発行します。
操作できる機能や閲覧できる情報は、ブランドオーナーや特定の権限を持つ他のサブユーザーによって制限されます。
4. 口座情報を確認する
加盟店契約の申し込み時に入力した、PayPayの売上金を受け取る口座の情報が、PayPay for Businessに登録されています。
PayPay for Businessの[設定]メニューから、正しい口座情報が登録されているか確認してください。
口座情報に誤りがあった場合、PayPay for Businessから口座情報の変更を申請できますが、所定の審査があるためすぐには更新されません。確実に売上金を受け取れるよう、前もって確認をお願いします。
詳しい手順は 口座情報を変更する を参照してください。
5. ブランド情報を確認する
同様に、申し込み時に入力した加盟店の情報に誤りなどがないかを、PayPay for Businessで確認します。
[プロフィール]メニューから[ブランド情報]を開くと、屋号、ブランドオーナー、代表者氏名、振込サイクルなどが表示されます。
鉛筆アイコンが表示されている項目は、PayPay for Businessで情報の更新ができます。
詳しい手順は 加盟店(ブランド)の登録情報を確認するには? を参照してください。
振込サイクルとは
PayPayでの売上を締め、売上金を受け取るサイクルのことです。
通常は月1回、毎月末日が締め日となり、売上金から決済システム利用料などを差し引いた金額が翌日〜4営業日(振込先の金融機関による)以内に振り込まれます。
「早期振込サービス」を利用して、上記とは異なるタイミングで売上金を受け取ることもできます。(別途手数料がかかります。)
詳しくは 振込サイクルとは? を参照してください。
6. ストア情報を確認する
続いて、申し込み時に入力した店舗の情報を、PayPay for Businessで確認します。
[プロフィール]メニューを開き、[ブランド情報]の隣にある[ストア情報]を押して、表示される情報に誤りがないかを確認してください。
鉛筆アイコンが表示されている項目は、PayPay for Businessで情報の更新ができます。
詳しい手順は登録した店舗(ストア)情報を確認したい を参照してください。
PayPay for Businessでブランドとストアの表示を切り替える
PayPay for Businessで閲覧する情報や操作の対象は「加盟店」と「店舗」の2種類があり、それぞれの画面を切り替えることで閲覧や操作の対象を変更できます。
画面左上の加盟店名が表示されているエリアを押すと、ログインしているアカウントで権限のある加盟店と店舗の一覧が表示されます。
チェックマークが付いているのが現在選択している対象で、[ブランド]というラベルが付いているのが加盟店、[ストア]というラベルが付いているのが店舗です。
アプリまたはスマートフォンから操作する場合、左上の加盟店名が表示されているエリアを押してメニューを展開し、[店舗の選択]を押すとブランド・ストアの選択画面が表示されます。
詳しくは加盟店(ブランド)/店舗(ストア)のアカウントを切り替えるには? を参照してください。
7. 通知設定を有効にする
PayPay for Businessからの通知を受け取れるようにしておきましょう。
決済時は取引が正常に完了したことをユーザーと加盟店の双方で確認する必要があるため、取引の通知を受け取れるようにしておくと確認がスムーズになります。
[設定]メニューから[通知設定]を開き、受け取りたい通知のトグルスイッチをオン(青色)の状態にします。
通知設定はアカウントごとに設定が必要となるため、サブユーザーアカウントの所有者にも通知設定を依頼しておきましょう。
詳しい手順は取引や返金の通知を受け取るを参照してください。
サブユーザーが受け取れる通知は[取引と返金]のみです。また、サブユーザーが通知設定を変更するには、ブランドオーナーがあらかじめ通知を許可し、全体の通知を有効化しておく必要があります。