PayPayのコマーシャルは「行かなきゃ」と思わせる「押しの強さ」がある。お金を払ってもできない規模の広告をPayPayが打ってくれる、加盟店はそれにあやかれるのは大きい。
「厳選した商品を販売したい」という想いから「セレクトショップ」と位置づけ。その土地のものを幅広く売っている「アンテナショップ」とはちょっと違います。希少な商品の生産量に見合った規模の店舗で、関東のみなさんにも十勝の魅力を深く知っていただき、次は現地、十勝で食を楽しんでいただければと願っています。
「TOKACHI SELECT SHOP」は2022年3月21日から京成電鉄「京成船橋駅」構内で出店。店名にある通り北海道十勝の畜産物や加工品などを「セレクト」して販売しています。World Cheese Awardsで賞をとっているニセコチーズ工房の商品や、東京ではなかなか見ることのできないエゾ鹿のジンギスカン、ヒグマの味噌煮缶など、現地十勝にも在庫がないほど希少な商品も。なぜこんな商品が取り揃えられるかというと、もともとはLCC機内誌発行や観光・イベント企画・観光物産店を手掛ける「エアライン・アライアンス合同会社」の代表社員天野さんが始められたお店だからです。
「十勝の自治体さんとは国内線LCC(ローコストキャリア)の航空会社ができてから10年以上のお付き合いで、商品提供については相当ご協力していただいています」と天野さん
敷地面積は10平米という「TOKACHI SELECT SHOP」さん。このようなお店やイベント用の臨時店舗でもPayPayは導入可能です!PayPay審査用店舗外観写真について詳しくはこちら
ーこの記事が参考になりそうな方ー
――PayPayを導入したきっかけを教えてください
出店してから毎日、お客様から「ペイペイ使えますか?」というお問い合わせが多くて。1日5人くらいはいらっしゃいました。「ペイペイ使えないならいいです」と買われない方も。そうおっしゃる方の年齢層は広く、職業もいろいろで、サラリーマン、主婦、学生もいらっしゃいました。駅改札のそばなので交通系ICカードの利用者はカバーしていましたが、こんなにPayPayを使いたい方がいらっしゃるならすぐに導入しなければと思いました。
すでに導入していたキャッシュレス決済端末の会社に「PayPayも導入したい」と連絡してしばらく待っていたのですが、時間がかかってしまい…。そんなときにPayPay営業の方がうちにお店に立ち寄ってくれて。まさに渡りに船でした。
京成船橋駅は成田や羽田など空港へ行く方も多いため、「この商品を現地で買うにはどうしたらいいか」「十勝の○○に行きたいんですけど」と観光相談も受けているそう。十勝観光のパンフレットは1カ月で1,000枚がなくなってしまうほど
QRコード決済やスマホ決済事業者の中でテレビコマーシャルをしているのは圧倒的にPayPayさんですよね。「お店に行くといいことあるよ」「おトクなキャンペーンをやっているよ」というお祭り感がある。ほかの決済でもおトクなキャンペーンはあると思いますが、PayPayは「行かなきゃ」と思わせる「押しの強さ」がありますね。コマーシャル効果で、多くキャンペーンをやっているおトクな決済という印象もありますし、PayPayという名前は忘れ去られることはないです。コマーシャルの影響は大きいですよ。PayPayユーザーは「PayPay使っててよかった」と思っているんじゃないですかね。PayPayさんのテレビコマーシャルには感謝です。
営業からLCC機内誌制作、イベント企画・観光物産店もやられていたので店舗デザインやポップも自分で制作
――PayPayを導入していかがですか?
PayPayでのお支払いは2割ほど。今まで売り逃していたと思うと、導入できて本当に良かったです。PayPayでのお支払い金額は、1回5,000円以上と高額なときもあって。現金支払いではなかなかないですね。逆に数百円をPayPayでお支払いいただくことも多く、支払額が低い場合と高い場合とどちらにも使われているのは意外でした。
うちのお店は、店舗スタッフがお客様のスマホに表示されたQRコードを読み込んで、スタッフ側で金額を入力する方法で決済をしています。お客様はQRコードの画面を見せてお待ちいただくだけ。
「こちらからやりますね」とお客様との会話が始まります。「はい!いきまーす」。はいチーズのようにQRコードを読み込んでいます(笑)。
PayPay決済だとお客様とお話しする機会が多いですね。現金だと小銭が何枚とそこに集中して、間違えられないですし。PayPayはスマホの操作だから面白いんでしょうね。相手のスマホとこっちのスマホをふたりで確認。数秒間のエンターテインメントです。
――決済比率を教えてください
だいたい現金6割、PayPayが2割、交通系ICカードが2割です。クレジットカードはほとんどいらっしゃらないです。また、この駅を利用される方は切符を買う人が多い印象ですね。比較的都会だけど車での移動がメインで電車にたまに乗るような方が多い場所では、交通系ICカードにあまりチャージをせずに、PayPayで支払いたい方が多いんじゃないでしょうか。
キャッシュレス決済でお支払いいただいた売り上げは、お店の口座に後日入金となりますが、お店が軌道にのれば入金サイクルは問題ないです。
クレジットカードは入金までに最大60日かかりますが、PayPayはその半分の30日ですし。だったらPayPayで楽しんで払っていただくのがいいですよね。
すぐに振込が必要な方向けの「早期振込サービス(都度)」もございます。詳しくはこちら
PayPay営業も取材に同席させていただきました
――決済システム利用料について教えてください
PayPayマイストア ライトプラン(※)に加入しているので決済システム利用料は1.60%ですから100円の売り上げで1.6円ほどということ。仮にですが、時給1,000円のスタッフが両替に行くとして、銀行で1時間並んで待ち、両替手数料に800円かかったらコストが1,800円。逆に1,800円分の決済システム利用料っていくら売り上げたらかかるんだろうと。両替の頻度が減り、そのスタッフが品出しなどほかの作業にあたる時間が増えると考えれば、PayPay導入はメリットです。
それに、みんなが知ってる大きなキャンペーンに参加でき、あれだけ広告を打ってくれてもいます。お客様も「あのお店はキャンペーン対象だから入ってみよう」となります。決済システム利用料を広告宣伝費として計算しても費用対効果が高いと思います。
※PayPayマイストア ライトプランについて詳しくはこちら
――PayPayを導入してメリットはありましたか?
売り逃していたお客様を獲得できたことと、直接PayPayの営業さんとやりとりできることもメリットです。PayPayにはいろいろ使える機能があるのになかなか使いこなせていませんでした。PayPay営業さんの提案で、ライトプランに加入して、PayPayクーポンとPayPayスタンプカードを発行しました。
北海道新聞に「TOKACHI SELECT SHOP」で販売しているシフォンケーキが取りあげられました
――PayPayクーポンについて教えてください
クーポンの内容は、2,000円以上の支払いで最大3%付与、1回あたりの最大付与額100ポイント、何回でも利用OKにしました。適用条件はお店の平均顧客単価より400円~500円高い設定です。
PayPayクーポンを発行してPayPayアプリに載ることは大きいです。クーポンを獲得してくれたユーザーが3,000人もいらっしゃって。どうしてこんなに増えたんでしょうか、というような衝撃的な数字です。インスタで「使えるようになりました」と宣伝しましたが、それだけで自然に増えていきました。SNSで「ペイペイ」で検索される方がいらっしゃるんですかね。
たくさんのユーザーがお金をチャージしているということはPayPayを信用しているわけですから。そのPayPayから発信される情報はお客様獲得のきっかけになります。
PayPayクーポンについて詳しくはこちら
クーポン期間は2022年5月11日~2022年9月30日、すべての方を対象に。2022年6月26日時点で獲得者数は3,055人
PayPayクーポンを利用して支払われた方の平均顧客単価は、通常のPayPay支払いの方の180%になっています。1回利用された方は、次回もクーポン目当てに適用金額の2,000円を超えたお支払いをしていかれます。
お客様から「なにか割引ないの」と聞かれることもあります。そんなときは「PayPayクーポンありますよ!」とご案内しています。
――「PayPayスタンプカード」について教えてください
1,000円以上のお支払いでスタンプ1つ付与、スタンプが10個たまると当店で人気の大福1個をプレゼントという特典にしました。楽しいもの、珍しいものと交換してもらうのがいいかなと思って。スタンプがたまったというお客様にプレゼントを差し上げたことがあるのですが、プレゼントをお店で用意する設定にすると、どんなお客様にPayPayスタンプカードをご利用いただけたのがわかるところがいいですね。
紙のスタンプカードはやる予定はないですね。紙ですと、何人に何枚配ったか管理ができないでしょう。何円のお支払いにつきスタンプを何個押すかを計算するなど、その時間がもったいないですね。紙代と印刷代もかかりますし。PayPayスタンプカードの「自動で適用」が絶対に便利でいいですって。
PayPayスタンプカードについて詳しくはこちら
PayPay for Business(加盟店向け決済管理ツール)はわかりやすいですし、そこに情報を集めておけばいい。
合理化できるところは合理化したいんです。
PayPayクーポンもPayPayスタンプカードも、対象はPayPay支払いだけですが、「PayPay支払いならできますよ」と言えば良いだけです。
使う人がこんなにいるならお店も導入しないと。使う人がいないなら導入する必要がないと思いますが、このユーザー数はすごいと思います。導入について不安だったことはなにもないです。
PayPay決済があれば他はいらないんじゃないかと言うとおおげさですが、決済手段は豊富な方がいいけどPayPayはボリュームが多いですよ。都心部よりも少し離れた場所で電車よりも車で移動している地域などPayPayとの相性がいいと思います。
十勝は公共のバスなども黄色で、イメージカラーとして黄色が使われることが多いそう。黄色のエプロンがお似合いですね!
今後もPayPayは機能を充実させ、よりよいサービスを提供してまいります。さまざまな業種でご利用いただいているPayPayの導入をぜひご検討ください。
TOKACHI SELECT SHOP 京成船橋駅構内店
千葉県船橋市本町1丁目5番1号 京成電鉄 京成船橋駅構内
HP:https://www.hokkaido.pro/
※記事内容は取材当時のものです。現在のサービス(決済システム利用料、サービス名称、費用等)と異なることがございます。
※たばこ等の法令に基づき、自らの費用負担により商品等代金の値引きや商品等の購入者に対する経済的利益の提供等が禁止されている商品またはサービスについては、PayPayクーポンの適用を禁止します。
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